★阿修羅♪ > 地域10 > 484.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/05/09/20070509m_04.html
南関東を中心に麻しん(はしか)が流行しているが、室蘭地方でも流行の兆しがあることが8日までに分かった。室蘭市は感染の拡大を防ぐために、予防接種を呼び掛けている。
市は5月に入って、市医師会を通じて室蘭と登別の医療機関に現状を問い合わせた。結果、7日までに室蘭の3総合病院、室蘭と登別の小児科医院の5医療機関で52人の患者の発生が判明した。内訳は15歳未満が8人、同以上が44人。
市健康づくり課と室蘭保健所によると、15歳以上が多い理由について、「予防接種を受けていないか、予防接種は受けたが時間が経過して免疫力が弱まったからでは」と推測する。
同保健所によると、同保健所管内の6定点で発生した15歳未満の麻しん感染者は、平成16年に10人、同17年から今年4月22日まではいないという。
麻しんは、38度前後の発熱が2―4日続く。熱は一時的に下がっても、再び39―40度に上がる場合もある。全身に発しんが現れ、せきも出る。肺炎や中耳炎、脳炎などを併発する恐れもある。ウイルスの潜伏期間は10―14日。空気感染し、患者のくしゃみやせきによりウイルス感染を広げる。
同課は「感染を防ぐため、予防接種を受けてない幼児は早めに済ませてほしい」と語っている。問い合わせは同課、電話0143・45局6610番へ。