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http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/04/21/20070421m_02.html
新日鉄都市開発(本社東京、正賀晃社長)が室蘭市中島本町に整備したショッピングセンター「モルエ中島」が20日、一部専門店を除きオープンした。市民待望の大型商業施設とあって、午前9時の開店と同時に、大勢の買い物客が詰めかけ、周辺道路は来店客の車が長い列をつくり、終日混雑。西胆振最大となる商業施設は、大盛況のうちに船出した。
オープンしたのは核施設のスーパーマーケット「スーパーアークス」と、スポーツ用品「スーパースポーツゼビオ」など大型専門店4店と、18の異業種を集約したモール街の合わせて22店。
オープンセレモニーで、正賀社長ら関係者がテープカットを行い、華々しく開店。心待ちにしていた市民らが、続々と各店舗に足を踏み入れ、店内はすぐに買い物客で埋め尽くされた。周辺を囲む道路は、来店や店を出る車で渋滞し、駐車場に誘導員を配置するなどして対応した。
来店客の反応は上々。市内東町の30代女性会社員は「これだけの規模なら登別や伊達から集まりそう。経済効果が期待できる」と開店を喜んだ。子供と一緒に来た伊達市の主婦(33)も「1カ所でまとめて買い物できるのは便利」と歓迎した。同市の60代の無職男性は「チラシを見て来てみました。大きくて驚いた」と電化製品を2つ抱え、声を弾ませた。
衣料や靴、雑貨、ドラッグストアなどを集約したモール街は、明るい雰囲気と広々とした空間が好感を集めた。休日を利用して来た登別市の男性会社員(37)は「店舗同士が近くて移動が楽。床がカーペットなので疲れにくそう」、眼鏡店をのぞいていた室蘭市寿町の主婦(71)も「おしゃれな雰囲気が気に入りました。毎日でも来たいぐらい」と笑顔を見せた。
市内増市町の男性会社員(27)は「品数が市内の量販店より多く、今までの室蘭にはなかった。これから人の流れはモルエに向くのでは」と、モルエ誕生による西胆振の消費者動向の変化を指摘していた。