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神戸市議選の結果は、汚職を発生させた自民党が、実質議席をひとつ増やすと言う結果だった。
投票前のアンケートで、「汚職を考慮する」とした回答が97%もあった。普通なら、これで汚職の震源、自民党は大敗と思うだろう。だが、結果は逆だった。
しかし、私は、有権者は良く見ていたとも思う。なぜなら、汚職事件で、野党は何一つ成果を残せなかったからだ。この汚職、「紙の爆弾」昨年の7月号によると、自民党の内紛であり、内部告発により権力が刺されたのである。つまり、検察や、野党の「正義」により、逮捕者が出たのではない。そして、汚職後も、政治倫理確立と称して委員会が開かれるも、野党は何も結果を出せなかった。与党に押し切られた。いくら、神戸がオール与党発祥の地であろうとも、市民は、野党が口だけであり、結果を伴っていないことを良く見ていた。つまり、口だけの野党に、任せられないということである。
これは国政でも、民主党に、国民が政権交替など望んでいないのと同じであろう。そもそも、70年代の革新ブームの時すら、政権交替は夢のまた夢であった。そして、都知事に石原が圧勝した。国民は、強権を望んでいる。クリーンさ、正義感などはいらない、自分さえ良ければ、いいのである。
こんな国を改革する展望を、本当に野党は持っているのだろうか?
口先はもういい、結果を出すべき時なのである。