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□八女市係長が市民へ不適切言動 「信用失墜行為」と認定 オンブズパーソン 処分や配置転換を勧告 [西日本新聞]
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/chikugo/20070313/20070313_001.shtml
八女市係長が市民へ不適切言動 「信用失墜行為」と認定 オンブズパーソン 処分や配置転換を勧告
八女市設置の第三者相談機関、同市総合オンブズパーソン(代表・藤浦照生弁護士)は9日付で、市教委人権・同和教育課の男性係長(56)が情報公開請求に訪れた市内の大学生(25)に対して、地方公務員法が定めた信用失墜行為に当たる言動をしたと認め、係長の処分と配置転換、同課長の処分などを中島清志教育長に勧告した。
勧告によると、係長は1月23日、同課事務室に、同和対策事業の情報公開請求に訪れた大学生に対し、大声で請求内容を問いだたしたり「出せるものと出せないものがある」「人権に取り組んできた活動を中傷するな」「出直してこい」などと言った。
大学生は同課で情報公開請求用紙を受け取ることができず、人事秘書課で用紙を受け取ったが、2月1日付で同パーソンに苦情を申し出ていた。
同パーソンの調査に対し、市教委も大筋で事実と確認し「感情的な対応により、請求者に対して不信感あるいは誤解を与えた」と非を認めた。
また、大学生は「係長は同課に20年以上も所属し異常」と指摘して係長の異動を求めていたが、勧告はこれについても「本件発生の重要な原因」と位置付けて「教育長と市長は速やかに協議のうえ、係長に対する人事配置上の措置を講じるべき」とした。
さらに勧告は、係長を制止できなかった同課長の適切な処分と信頼回復努力も求めている。
勧告について、大学生は「申し出をおおむね認めてもらい満足している」と述べ、野田国義市長は「真摯(しんし)に受け止め、13日に開く賞罰委員会で処分を検討する」と話している。
=2007/03/13付 西日本新聞朝刊=