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□公僕の裏金造り、岐阜の次は長崎で発覚 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0611/0611023965/1.php
公僕の裏金造り、岐阜の次は長崎で発覚 2006/11/02
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【長崎県の裏金問題で金子原二郎知事は31日記者会見し、物品の架空発注で支出した公金を業者に管理させる「預け金」と呼ばれる裏金の存在を正式に認めた。1999年6月時点で県庁全体に約1億8000万円あり、今年4月の時点でも約2080万円が残っていた。知事は裏金の存在を知りながら7年間公表しなかった】(日経新聞)
関連報道:毎日新聞
【金子知事は知事初当選から1年後の99年、知人の指摘で裏金の存在を知り「(公表して)職員を委縮させるより、まずは改めることが必要」と判断、公表せず当時の出納長に是正を指示。2000年4月には裏金の残高がゼロになったとの報告を受けたという】(西日本新聞)
しかし、その後も水面下では不正な会計処理が続いていた。
その手口を見ると、
【「県庁担当の営業マンの最大の仕事は裏金づくりだった」。事務用品業者の営業担当はこう述べ、「年度末が稼ぎ時。庁内をくまなく回って人間関係を築いた成果が表れる。預けの誘いがあるからだ」と、県職員からの持ち掛けだったとしている。
事務用品購入は各課の係長の仕事。「預け」は営業マンを手招きし、指を立てることから始まったという。「指一本が百万円、二本なら二百万円。それが合図」。
次に係長は金額と商品名などを業者に指示する。三十万円以上の購入だと県の財務規則で複数の業者の見積もりを求められるため、架空見積書は三十万円未満に小分けした。「預け」が二百万円なら最低七枚の架空見積書が必要だった。
「預けは丼勘定。取引額の一、二割をわれわれのマージンとして上乗せして決済することもあった。税金の使い道としては正しくない。でも、営業マンですから売り上げがほしい」】と、話している。(長崎新聞)
しかし、地元の人は黙って入られない!
【相変わらず貧乏県、長崎。県知事さんは「新幹線通し」に燃えるばっかり。もう少し県民の事考えて欲しいよう。新幹線が新しく出来ても、今までのJRと時間は大して変わらず、挙句に福岡との中間の佐賀県に赤字が出たら、長崎県が負担するという…。貧乏な長崎、そんな事やったら、県民の負担が増える〜。
ただでさえ来年から森林税という、これまたワケワカランお金を県民から徴収というのに。知事専用車に何百万使って、一発で廃車にするぐらいならそっちのお金で何とかして欲しい。(1回乗って気に入らなかったので、400万の新車を一発廃車。そのお金はもちろん県民のお金…だよね…?】(中略)【私のような若輩者が言うのも何やけど、もう長崎県、ダメダメや〜】(貧乏長崎県)
【先日この裏金でデジカメなどを購入して自分で使っていた県職員が逮捕され、その裁判の中の証言で他部署の人物に手法を教わったとの証言が出て、この組織的な裏金作りが発覚したのだ。それが無ければ発覚せず不正な経理処理は今も続いていたのだろう。全く我が地元ながら情けない話だ。
外部調査委員会が設置され、調査が始まるようだが、徹底的に調べ膿を出し切ってもらいたい。今は否定しているが、おそらく私的流用もあるのではないか?県知事は自分の任期前からの出来事とは言え、進退をかけてすべてを白日の下に晒してもらいたい】(長崎もか・・・)
【県庁の裏金問題で、市民オンブズマン長崎(植田行信代表世話人)は三十一日、県情報公開条例に基づき、県に対し財務会計帳票などの公文書を開示するよう請求した】(長崎新聞)
この報道によれば、開示請求の対象は2003〜5年度分の、係長が決裁した5千円未満の支出に関する財務会計帳票のほか、支出の証拠になる全書類だ。県は15日以内に、開示するか否かを決定しなければならないが、決定できない場合は延長も可能である。
今後、誰がどのように責任を取るのだろうか? さて、あなたの県は大丈夫だろうか・・・?
(志鎌誠)