★阿修羅♪ > 地域10 > 253.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□「地検が動いている」と市議らが報告、緊急市民集会で [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2616112/detail
「地検が動いている」と市議らが報告、緊急市民集会で
【PJニュース 10月23日】− 神戸の市民団体「神戸再生フォーラム」(代表:村井雅清)は22日、神戸市立婦人会館で「『ほっとかれへん神戸市政』神戸市の構造汚職を問う」と題し、第2回緊急市民集会を開いた。今回の集会の目的は、神戸市の構造汚職問題を、神戸市と議会が幕引きし、真相をうやむやにしようとしている事態に対して、市民が神戸市に真相究明の幕引きをさせない世論形成をしなくてはならない。そのためには、市民とともに市政改革の課題を明確にしていきたいというものであった。
集会2日前の20日、村岡功公判で、平野章三自民党市議に対する新たな事実が浮上したことで、この日予定されていた市会3会派からの情勢報告は、村岡功元市議と平野章三市議のことに集中した。
日本共産党の西下勝議員は「私は、おとといの村岡功元市議の公判を傍聴しました。公判後いろいろな方からの情報によると、辻井剛元環境局長は、かなりの重病だということです。平野章三議員は、前日までに市議会の出張で東京に行っており、東京でおらんようになったそうです。平野議員については、裁判長が見識を疑うと言いました。また、裁判では、村岡被告の弁護側が提出した検察の取り調べ調書が採用されました。検察の取り調べ調書が採用されたということは、事件がさらに深まってきたということです。村岡被告は、自分の非は認めたものの、他の議員の調書を見たら、団長として議員らを守ってやったのに、部下の議員はそうではない。情状証人として呼んで、部下を攻め立てる方法をとったのではないかと思います」と、村岡功元市議の思惑を推測した。
住民投票・市民力の林英夫議員は、「私は11年前の震災当時、メディアの立場にいました。震災当時、メディアの立場から神戸市の情勢を見て、神戸を何とか変えていかなくてはならないと思いました。ですが、神戸市は、今回のようなザマです。このたびの事件は、神戸市にとって震災に匹敵するような大きな事件だと思っています。わたしたちがどのように取り組んでいくかがかかっていると思います」と、メディアの仕事から議員職を志した経緯と事件に対する考え方を話した。
そのうえで「私は昨日、被告側の弁護士に会って聞いてみました。弁護士の話によると、『神戸地検に、なぜ、佐藤検事正がやってきたのかというと、宝塚市長の逮捕から村岡市議逮捕となり、産廃業者も逮捕となった。産廃業者は交通事故にあったようなもの。地検の真の狙いはゼネコンだ』と話しておられます」。
さらに林氏は「御影工業高校跡地のコンペ問題は、大阪地検の佐藤検事正(注:佐藤検事正は、今年5月に神戸地検から大阪地検に移動)が、A設計事務所とY議員と今回、裁判をドタキャンした平野章三議員に焦点をあてながら、捜査が継続しているということを、大阪のメディアから情報を得ています」と、地検捜査における最新の情報を参加した市民らに報告した。
新社会党の粟原富夫議員は「平野議員には、公判に出廷して述べるべきことを述べてほしかった。それが本来、議員としての倫理だと思います。公判で、裁判官が不見識だと言いました。今後の裁判では、検察側がどのように対処していくのか。これまで、わたしたちが、市会で明らかにしていただきたいと言っていたことが、公判で、検察が明らかにしてくれる可能性が出てきたように思います。また、今回の事件は、終わっていない。検察の捜査は、神戸地検だけではなく、大阪地検も共に動いていると聞き及んでいます」と、検察の捜査が継続していることで、さらなり事件が起きる可能性があることを市民らに告げた。【了】
■関連情報
PJニュース.net
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【兵庫県】
この記事に関するお問い合わせ
パブリック・ジャーナリスト募集
2006年10月23日17時16分