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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061021i408.htm
「山古志共和国」設立し村応援…地域通貨で通販など
23日で発生から2年となる新潟県中越地震で全村避難した旧山古志村(長岡市)を応援しようと、「山古志共和国(仮称)」を設立する構想が進められている。“国民”がツアーで山古志を訪れたり、地域通貨で特産品を購入したりして復興を支援する試みで、来年4月の建国に向けて賛同者を募っている。
昭和初期にトンネルを手で掘った村民を描いたドキュメンタリー映画「掘るまいか」(2003年、橋本信一監督)を地震後、全国でチャリティー上映した新潟市の市島彰さん(58)と、映画の製作スタッフらが、「恒久的な支援を」と発案した。
登録費用と「税金」(会費)を納めた賛同者に「パスポート」を発行。山古志の農産物を通信販売で購入できる地域通貨を発行するのをはじめ、映画の舞台となったトンネルなどを歩くツアーや村民との交流会、映画の上映会などを計画している。ホームページを開設し、山古志の現状や住民の取り組みも随時紹介していく予定だ。
新潟市内で22日に開くチャリティー上映会で受け付けを始め、11月25日には1泊2日の山古志ツアーを実施する。市島さんは「運営スタッフの確保など課題も多いが、心は山古志住民だと思ってくれる人にぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
映画「掘るまいか」の関連ホームページ(http://1000yamakoshi.main.jp/)でも情報を発信している。問い合わせは共和国構想準備室事務局(025・233・6236)へ。
(2006年10月21日14時40分 読売新聞)