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鹿児島県大崎町の神領10号墳から出土した武人埴輪の頭部
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20061014/20061014_002.shtml
鹿児島県大崎町横瀬の神領10号墳から5世紀の武人埴輪の頭部が出土、鹿児島大学郡元キャンパス(鹿児島市)で17日から始まる特別展「発掘!鹿児島の古墳時代」で公開される。
発掘調査した鹿児島大学総合研究博物館の橋本達也助教授によると、同種の武人埴輪は6世紀に主に関東で作られているが、5世紀のものは全国でも珍しいという。
見つかった埴輪の頭部は、高さ、直径とも約20センチで、かぶとをかぶった精巧なつくり。はっきりした目鼻立ちで、口の中には溝があり、歯の跡とみられる。
胴体は見つかっていないが、全身を復元すると高さ70−80センチになるという。霊的なものや外敵を防ぐ目的で古墳の周りに並べられたとみられる。
橋本助教授は「近畿から技術が伝わり、地元で生産したのではないか。活発な地域間交流がうかがえる」と話している。
特別展は11月17日まで。
2006年10月14日08時54分