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http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20061005i412.htm
続日本紀の「田原道」か、大津で大規模道路跡が出土
大津市の関津(せきのつ)遺跡で、奈良時代から平安時代前期(8〜9世紀)にかけての大規模な道路跡が出土したと滋賀県教委が5日、発表した。
規模や位置などから、764年の藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱の際、仲麻呂を追う官軍が通ったと古代の歴史書「続日本紀(しょくにほんぎ)」に記された「田原道(たわらみち)」とみられるという。
道路跡は幅約15メートルで、両脇に幅約1〜3メートルの溝があった。
今回は約70メートルが確認され、これまでの調査と合わせ、約250メートルにわたって直線に延びていることがわかった。
同遺跡の北約4キロの地点には、淳仁天皇が造営した「保良宮(ほらのみや)の推定地があり、小笠原好彦・滋賀大教授(考古学)は「保良宮の造営に伴って整備された道路の可能性がある」と推測している。
現地説明会は、7日午後1時から。
(2006年10月5日21時22分 読売新聞)