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□議員資格なし!神戸市民ら怒声=神戸市会 [PJニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2384934/detail?rd
議員資格なし!神戸市民ら怒声=神戸市会
【PJニュース 08月30日】− 神戸市の予算や条例を審議して決定する神戸市会が、神戸政界の「闇の帝王」と言われる村岡功・村岡龍男親子市議による汚職事件を受けて設置した神戸市会政治倫理確立委員会を28日、神戸市役所で開いた。この日の委員会では、神戸市民らが、委員会の運営方法および市民らの請願・陳情を述べる機会がない状況に異議があるとし抗議していたことを受けて、同委員会は、委員会の運営方法について各会派の議員から意見を聞いた。議員らの意見は、地検の捜査と市の内部監査報告とに、食い違いがあることを重視し、市職員を議会の場に呼んで、報告内容の真偽を質すべきだという意見が多数である一方、自民党の議員らは、市職員らを議会の場に呼び、真偽を質すことは、越権行為であるなどとする反対意見を表明した。
市職員を議会に呼ぶことに賛成する議員の意見
新社会党:あわはら富夫議員
「村岡功市議の公判(7月18日)での検察の冒頭陳述と市の内部監査報告に相違がある。そして、8月18日に行われた村岡龍男市議の公判で、検察による公訴事実は、市当局は、違法性と知りながら、やむを得ず要求に応じることにしたことになっている。これでは、検察が調べた市の担当者の話したことと、市当局が聞き取った市の担当者の話したことが、違うことになる。一体、どちらの調べが正しいのか、検証しないことには、私たち議員の態度のとりようがない」
「事実がはっきりしないから、事実はどうだったのかを、はっきりさせるべきだ。私たちは、本当の意味での事実を知りたい」
日本共産党:西下勝議員
「そもそも、この委員会は、市民の信頼回復を目的として設置されたはずだ。今の市会の運営方法は、議会として、市民への信頼回復をする体制となっていない。市当局の職員も出席のうえ、議会を行わなければ意味がない」
住民投票 市民力:井坂信彦議員
「委員会の目的は、同じ人間が、検察に言ったこと、市当局に言ったことが違うという2つの事実があることに対して、一体、どちらが正しいのか、この委員会で解明することが目的だ。そして、その結果により、次に、百条調査権を発動するべきだ。市当局がまとめる段階で、うそが盛り込まれた可能性もある」
新政会:北山順一議員
「行政監査報告と、検察の冒頭陳述とが明らかに違う。それにまして、検察による家宅捜索を受けた議員らは、当時の会見で、自分たちの信念に基づいて行ったと発言していたが、公判の冒頭陳述では、3人の議員ははっきりと、『指示通りやらしていただきました』ということになっている」
共産党:段野太一議員
「市当局の職員を呼んで、明らかにする。そうでなければ、何のための委員会かわからない。内部監査報告では、今後、事実がいろいろ出てくれば、そのことについて、検討しなおすと謳っているのだから」
市職員を議会に呼ぶことに反対する議員の意見
民主党:前島浩一議員
「すでに、局長以下、市職員が議会に出てきて、きちんと当局としてのやりとりはやっている。市の職員が出てきても、基本的には同じ議論の繰り返しになる」
「検察による冒頭陳述は、結果に基づく評価だ。基本的な認識は、立場の違いによる表現の違いである」
自民党:平野昌司議員
「検察の調査がすべて正しいのか。検察の調査が正しいのであれば、裁判はいらないのではないか。最終的に、司法の場で、市当局の違法行為が認められたら、それを受けて、検察庁に告発をすればいいのではないでしょうか」
「検察の調査で調書に出ている人を、この場に呼ぶことは越権行為ではないかと思う。行財政が正しいのであれば、検察をこの場に呼べるのでしょうか」
市会を傍聴していた市民らは、市職員を議会に呼ぶことを反対する議員らに対して、「それでも議員か」「何のための百条委員会や!」「委員会から降りろ!」「議員資格なし!」などと怒声を飛ばした。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 渡辺 直子【兵庫県】
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2006年08月30日14時33分