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小高い丘から顔を出した「鬼の木」。鬼の里を訪れた人を見送るように立っている(福知山市大江町)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082500132&genre=K1&area=K50
鬼の里として知られる京都府福知山市大江町で、鬼のように見える木が、道行く人を楽しませている。「鬼の木」は大江町二俣の府道沿いから見ることができ、五十鈴川橋付近から南方に向いているのを見るのがベストポジション。2本の杉が同じ高さで育ち「角(つの)」に、さらに手前の木が重なって頭に見える。小高い丘から顔をのぞかせているようで、ひときわ目立つ存在だ。
鬼伝説の残る大江山のふもとの「日本の鬼の交流博物館」から市街地への途上にあるため、まるで登山者や来館者を見送っているかのよう。同館の村上政市館長は「まさしく鬼。新たな観光名所になってほしい」と期待している。