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山形の実家全焼について 平成18年8月16日
ニュース等でご承知かと思いますが、鶴岡市にある私の実家が昨日、全焼しました。
庭には割腹して火傷を負った男性が倒れていたということで、放火の疑いがもたれています。詳細については、今後の警察の捜査の状況を見守っているところです。
実家には97になる母が一人で住んでいたのですが、たまたま外出していて無事だったのがせめてもの救いです。頭はしっかりしている母ですが、足腰は年相応なので外にいてくれたことは本当に不幸中の幸いでした。
また、子供のころから慣れ親しんだ家が今はもうないのかと思うと、悔しくやるせない思いでいっぱいです。父の思い出の品も焼けてしまいました。理由はどうあれ、母の命を危険にさらし、思い出という財産を奪った者に対して、大きな怒りを感じています。
しかし、一番悲しみが深いはずの母が、「着物も燃えちゃったけど、もう着る機会もないし、しょうがない」と、気丈に笑ってくれました。昔よりずっと小さくなった身体で。私は、驚きました。母を励ますはずの自分が、逆に励まされてしまった。頑張らなきゃいけないと、改めて思いました。
今回のことは悲しく許せないことですが、私は政治家ですから、信じていることは今後も発言し続けていきます。
昨日から、電話やFAXやメールで、実にたくさんの応援の言葉を頂いています。
その皆さんの気持ちに応えるためにも、発言し続けていきます。
また、状況に変化があったら報告します。
ご心配頂き、ありがとうございます。
応援ありがとうございます! 平成18年8月17日
事件から丸一日経ち、実家の焼けたことが、だんだん現実感を伴って感じられるようになってきました。直後は、現場を目の前にしても何か違う世界のように感じられたからです。地域活動の拠点だった鶴岡事務所と、心の安らぎの場だった実家が燃えたことに、正直大きなダメージを受けています。今後ますますそのダメージが現実のものとなってくるでしょう。
昨日、近隣の皆さんの所へご挨拶に回りました。理由はどうあれ、ご迷惑をおかけしました。にも関わらず、そこでも暖かい励ましの言葉を頂き、故郷のありがたさ、温かさを感じました。
今の状態を例えるなら、いきなり後ろから殴られて、膝をついたような状態とでもいうのでしょうか。しかし、決してこのまま倒れ落ちることはありません。立ち上がって歩き続けます。後援会の方々や事務所職員と一丸となって、この困難を乗り切っていきます。
事件後、本当に多くの方から励ましの言葉を頂いています。このホームページにも、心のこもったメールを数百通頂きました。この瞬間にもメールが届いています。
心の傷口がふさがっていく気がします。元気が出ます。
ありがとうございます。