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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20060805/20060805_004.shtml
筑後川河口沖や諫早湾を中心とする有明海奥部で、海水の酸素濃度が低くなる「貧酸素化」が極度に進行し、魚介類が死滅するレベルに達していることが、熊本県立大の堤裕昭教授(海洋生態学)らの研究班が5日、実施した現地調査で分かった。
研究班が2001年8月から毎月実施している調査で最悪の状況。堤教授は理由として、国営諫早湾干拓事業(長崎県)による赤潮の発生や潮流の変化を挙げている。
海水1リットル中の酸素が4ミリグラム未満は「貧酸素水域」とされ、同一ミリグラム未満ではほとんどの生物が生息できない。
有明海奥部の20カ所で実施したこの日の調査結果によると、筑後川河口沖の海底部の酸素量は1リットル中0・14ミリグラム、諫早湾奥部の潮受け堤防付近でも同0・16ミリグラムだった。
2006年08月05日22時27分