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よい「教育基本法」があって、機能していれば、憲法は
尊重され、理解され、力を発揮して、簡単に改悪されたり
することはないし、もし何かの力で一時ねじ伏せられる
ことがあっても、回復への希望を持つことが出来る。
逆はダメ。それどころか、最後は人治主義・絶対主義が
待っていて、憲法そのものすら、何の意味もなくなる。
ここからの回復は、ありえない。現代の国家はあまりにも
強い。万が一あっても、おそらく何世代、いや何十世代も
先の話なのではないか。
たとえ憲法がもうしばらく延命しても、教育基本法を
いじられた時点で、もう将来にわたって、負けが確定する
と、覚悟する必要がありそう。
それにしても、戦前戦中教育を受けた人間に「与えられ」、
その公布を、ちょっと気の抜けた「天皇陛下万歳」で祝わ
れた、不幸な憲法。
守るために身を賭して戦う人々がいてくれた、いるけれど、
それでも、おおよそは、国民の無関心と国際社会の運で60年
余生き延びた、幸運な憲法。
日本社会という苛酷な環境の中で、よく頑張ったのかも。
いや、まだ負けたって言うつもりはないんですがね・・・。