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最近、実生活の中で「決定的に違う価値観の人」の存在に気づいた。
Kとすれば「常識の範囲」である事を「知らない人は非常に多い」ようである。
Kは多方面に少し「オタクが入っている」のを自認しているから、一般の人と対話する時には、それなりに気を使っている。あまりにマニアックな話題に振ってしまうと「多くの人は付いてこられない」から、それなりに相手に合わせると云うことである。
しかし、相手が「Kの予想を超えて、何も知らない」と思い知らされる事がある。
価値観が決定的に違うのである。
例えば「ゲーム」の話をするとして「インベーダー」とか「ゼビウス」を知らない人がいる。若い世代ならば「知らない」のも仕方がないだろうが、Kと同年代の人で「知らない」と言われてしまうと、その人は「ゲームのある世界」とは「別の世界を生きてきた」と言えるだろう。
マンガ家の手塚治虫さんを知らない人と同じであり
SF系小説家で小松左京さんを知らない人と同じであり
ピンクレディーを知らないのと同じであり
南野陽子さんや小泉今日子さんや山口百恵さんを知らないのと同じである。
いずれにしても「その方面の娯楽とは一切無縁に生きてきた」という人は存在するのである。
Kは多方面にオタクが入っているので「風忍」さんまでの話しなどしない
「式貴志」さんの話題までは振らない。
「初瀬かおる(川越美和)」さんの話題にいきなり入ったりしない。
しかし、上記のような、超有名どころで「知らない」と反応されてしまうと「これは価値観が違う」と思うしかないだろう。
「クトゥルフ神話」までは知らなくても「ケルト神話の概略くらいは知っている」だろうと思っても「ギリシャ神話」すらも知らない人もいる。
「ノモンハン事件」を知らないのは許されるだろうが「南京大虐殺」を知らない人は「日本人が大陸で何をしていたのかに一切の関心がない」のだろうから、「三光政策」とか言っても話が通じるわけがないし「731部隊(石井部隊)」も知りはしない。
もっとも「南京大虐殺否定派」になると「幕府山事件」を知らない人も意外と多い。
最近の大学生には「クリントン大統領」と「ブッシュ大統領」の区別も付かない人が多いらしいが、ともかく、多くの人が「自分の関心以外の知識は、完全な空白」になっているのだろう。
「同じ時代に、同じ国で暮らしていながら、全く違う次元で暮らしている」と言えるだろう。これを表現するには、繰り返しになるが「別の世界を生きてきた」と云うことになるだろう。
憲法改正問題という問題は「基本的には日本人なら、ある程度共通のテーマ」だとKなどは思ってしまうが、相当数の人が「政治の話?関係ないや」とか「上から賛成しろと言われたから賛成」とか「難しい話は分からないし嫌い」とかで、何も考えずに「憲法改正に賛成」に流されるだろうと思う。
しかし、日本人の活字離れと娯楽志向は「Kの予想をはるかに超えている」ようである。
ネットで騒いでいるだけでは「とても、流れは止められない」ようである。
ネット人口は激増したが9割方が「ネットオークション」をしているか「スケベ画像探し」をしているか、メールだけ利用のようである。
これは、駄目かもしれない。