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チェチェン共和國での戰爭、露西亞政府の傀儡であるカディロフチェチェン共和國大統領
爆殺、モスクワ劇場占據事件、モスクワ地下鐵爆彈テロ、旅客機テロ、北オセチアでの學校
占據事件、露西亞周邊諸國のグルジア、キルギスタン、ウズベキスタン(失敗)、ウクライナ
共和國などで勃發した民主化革命と云ふ謀略、ユコスのホドルコフスキーとの鬪爭等々、と
もすれば猶太閥はプーチンに搖さ振りをかけてゐる樣にも思へる。年末年初のウクライナ共
和國に對する瓦斯の卸し賣り價格交渉決裂から起きた瓦斯パイプラインの供給減壓騒動、最
近の露西亞正教會の火災事件、グルジア共和國との關係惡化、アンナ・ポリトコフスカヤ殺
害等も其の一環として猶太閥との激烈な暗鬪が繰り廣げられてゐる樣にも一見思へる。然し、
同時に果たして此れら一聯の猶太閥との激烈な暗鬪は本當なのであらうかとも思へるのであ
る。何故さう思ふのかと云へば、聯中は本氣でプーチンを暗殺しやうとしてゐない樣にしか思
へないのである。本氣で排除しようとはしてゐないとしか思へない。クレムリンの執務室に迎
う途中のプーチンの車に對する爆彈によるプーチン暗殺計劃があつたやうな情報をどこかで見
た記憶が有るが、其れが果たして本當かどうかは分からないが、假に本當だとしても結果とし
て成功してゐない。プーチンは、KGB出身なので諜報活動を重視してをり、事前に此れ等の
暗殺計劃を察知して囘避してゐると云ふ考へも有るのであらうが、では何故其れ以外の事件、
テロ等が防げないのであらうかとも思へるのである。實は聯中は、今、プーチンに死なれては
困るのではないのか。猶太閥が本氣に成つてあの男を排除しようと思へば、實は造作もない事
である樣に思ふ。其れはボルシェビキ革命を想起すればよい。
更に此處問題を考へる上でもう一つ重要な視點がある。原油價格と云ふ視點である。原油價
格の昂騰によつて露西亞は尤も恩恵を受けた國であらう。此れによつて露西亞は大國として息
を吹き返しつつあると云ふ現實は免れえない。
では再び露西亞を超大國に育て上げて聯中はどうする積もりなのかと云ふ事であるが、私な
りに考へていくと、どうしてもあの、アルバート・パイクがジョゼッペ・マッツィーニに贈つ
た手紙に書かれてゐたと云ふ第三次世界大戰の計劃書とやらが出て來るのである。そして其の
大戰の荒廢から、世界聯邦政府の必要性を世界中の民に希求させるのである。其の究極の目的
のために露西亞と云ふ軍事大國を育成して反シオニスト猶太・アングロサクソン陣榮の頭目と
しての位置附け、役割を與へたのではなからうか。さう思ふのである。
林秀彦氏著「此の國の終はり」と云ふ本では、西洋文明を尤も良く著してゐるゲームはポーカ
ーだと云ふ。今見えてゐる現象の、裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏の裏を考へなければならない
樣である。日本人には其れが出來ないとも言つてゐる。
此處に來てゐる人の中にも、プーチンは猶太閥と激烈な鬪爭を繰り廣げてゐると云ふ風に考
へ、シンパシーを感じてゐる人も少なからずゐると思ふ。だが、其れこそが聯中の狙ひなので
はなからうかと云ふ視點も、また、必要ではなからうかと思ふのである。
レーニンは誰が支援してゐたのか、ヒトラーは誰が支援してゐたのか、今一度、改めて考へ
てみると云ふことも必要であらう。
曰く
賢者は歴史に學び、愚者は經驗に學ぶ
ださうである。
をはり
鍵と成る人
ロックフェラーの大番頭の異名を取る
ヘンリー・キッシンジャー
田中宇の國際ニュース解説
露西亞の石油利權をめぐる戰ひ
http://tanakanews.com/e0318russia.htm
ネオコンは中道派の別働隊だつた?
http://tanakanews.com/e0619neocon.htm
亞米利加の戰略を誤解してゐる日本人
http://tanakanews.com/f1129japan.htm
政權顛覆と石油利權
http://tanakanews.com/f1206oil.htm