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(回答先: 非婚化、晩婚化、少子化、そしてセックスレス、現代社会の根底の問題は戦後における女性解放運動にあるのだろうか 投稿者 TORA 日時 2006 年 9 月 14 日 13:16:36)
まず、日本人夫婦のセックスレスの結果を見て、いろいろと分析しているようだが、夫婦がセックスレスだからと言って、個々の男女がセックスをしていない、ということには、ならないでしょう。
ヨーロッパや南米などの国との比較で、日本人夫婦のセックスの回数が少ない、ということが問題になっているようだが、まず、西洋諸国では、セックスをしなくなったり、相手に魅力を感じなくなれば、結構簡単に別れる。この調査では、相手の つまりパートナーとの関係が何年間続いているか聞いていない。一回とは言わず、何回も離婚(といっても、法律上、もともと結婚していないから、離婚とはいわないが)し、新しく、恋をした相手と暮らしている人々と、離婚はとりあえずがまんして、いっしょに暮らしているカップルのセックスの回数を比べて、何を分析しようというのだろう。
それより、日本人は、結婚外の関係は 諸外国に比べても 負けないのではないのか。
男性のそういうところ(名前がすぐ浮かばない、性的に遊べる所)へ行く頻度とか。それから忘れてはならいのが、男女とも不倫というやつだ。
私の知っている限りでも、30を過ぎて独身の女友達の8割は、不倫経験者だ。豪州人に、日本の結婚、離婚、不倫事情を説明したら、だから、日本では ”ミストレス”(愛人)が多いのね。と納得された。
こどもの気持ちを慮る(それだけではないでしょうが)日本の社会では、こどもを持った夫婦の離婚は少ない。(西洋の離婚率と比べても意味はない。彼らは、そもそもほとんど、結婚していないのだから。)
そのかわりに、家庭外で、”新鮮”な相手とセックスするのではないだろうか。
女性が怖い、とか、強くなったとか、そういう分析は、まず、そういう夫婦以外の関係も調べないと、なんともいえない。
もうひとつは、男性と女性の関係で、男性の理想の女性と、現実の乖離 という話だが、これと関連し、おたくの増加の話にも言及しているが、私は、男性の性の欲望のことはよくわからないが、もし、現実の女性に魅力を感じられない男性が増えているのが事実だとしたら、それは、男女間の問題のみで論じると、真実が見えなくなるのではないか。
こういう傾向とともに、男性間、女性間、つまり、人間同士の交流もできなくなってきた現代社会とだぶるからだ。ひきこもり、などもそう。
そもそも資本主義の発達のもとでは、個々は分断されていく傾向にある。
人間と人間との関係が疎遠になり、人間関係を形成する価値観が社会の中で薄れていく。
友達と遊ぶことは、真実とても大事なのに、塾、習い事の方が重要視される。
友達が作れない、友達と遊べない、などは、本当に深刻な問題だ。
これは、男女の間に人間関係を築くことも 根本は同じだ。
男女の間だって、人間関係であり、性欲だけで繋がっているわけではないのだ。
それから、
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私が考えるには戦後の女性解放運動は強い女性にはまさに解放でしたが、弱い女性にとっては過酷な社会で男達と同等の労働を求められる事になる。昔なら専業主婦で子育てに専念出来ましたが、現代では専業主婦は上流の特権階級しか出来ないことであり、中流以下は夫婦共稼ぎで夫も妻も疲れきって年に17回しかセックスは出来なくなっている。まさに現代の悲劇だ。
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というご意見だが、確かに現在の 女性が家事を担い、男性が外で働くを前提とした労働環境では、共働き夫婦は、本当にたいへんだろう。疲れきるだろうな。
でも、これは、女性が働き始めたのが、原因ではなくて、異常な長時間労働などのせいでしょう。西洋諸国では、労働市場でもっと男女平等で、共働きが当たり前ですが、だからセックスレスとは聞きません。
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