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ある週刊誌先週号に「なぜ紀子様の出産は９月６日に設定されたか？」との記事があった。本屋の立ち読みであったから詳しくはおぼえていないが「紀子様の体調を慮って」がその理由であった。
９月６日に出産日を設定した時点では、９月９日には北朝鮮が建国を記念し核実験をやるかもしれない事を想定せねばならない状況であった。もし核実験がなされ、紀子様の出産もその頃であれば、皇位継承三位男児出産の祝賀ムードは吹っ飛んでしまう。核実験のために祝賀報道を小さくするわけには行かない。一方祝賀のために北朝鮮の核実験報道をないがしろにしたのでは、北朝鮮への強面（こわもて）が売りの安倍総裁候補の顔がたたない。私は、これが本当の理由であったろうと考えている。
９月６日、天皇皇后は北海道ご訪問の予定であった。お伺いを立てた所、両陛下からは、その日わざわざ東京へお戻りになることはなさらないが、暖かいご理解を得たとも書かれていた。天皇としての公務を果たす事を第一義に考えられたのであろう。それに加え下記のような推測も幾分あたってるのかもしれない。ご自分の腹を痛めたお子ではない秋篠宮（巷間の噂ではあり、真偽のほどは知らないが）に皇位継承資格を持つ男児が生まれることについては美智子皇后のお気持ちも複雑かもしれない。天皇はその皇后のお気持ちに配慮されたのかとも拝察した。
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