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これまで何回か、オートバイで転倒したりして、死んだかなと思うことがあった。実は今日(8月5日)も午後2時頃に死んだかなと思った。
林道で兵庫県側から鳥取県に行き、R29で戸倉トンネルをくぐってまた兵庫県に戻ってきた。トンネルを抜けると、夕立に出くわした。まぁ濡れていくかとそのまま80Km/h程度のスピードで走行していると引原ダムが見えてきた。鳥取県からずっと後ろを走ってきたオートバイがかなり近くまで迫ってきたので、さらにややスピ−ドを上げてしばらく疾走。突然濡れた路面上でスリップした。もう駄目だ。今度ばかりは死んだかな、と一瞬思った。
すると脳内で激しい化学変化が生じたのか、短時間に色んなことが頭に浮かんできた。家内には迷惑かけるだろうな。アルバイト先も急に我が輩が死ねば困るだろうな、2軒掛け持ちしているからな。などなど、緊張感のないことばかり。
時間はどれくらいか分からない。ほんの一瞬だっただろう。気がつくとふらつきながらも何とか体制を立て直し、先ほどと同じくらいのスピ−ドでまた走行しているのだった。
20年ほど前にカーブが曲がれないで転倒したときは、上高地や乗鞍に家族をドライブに連れて行く約束がもう果たせないかな、なんてオートバイから投げ出される瞬間に考えてたな。ドライブに1週間ほど先に連れて行く予定だったから。あの短い時間に何かを思い出したりした記憶もある。
あのときは、打撃を受けた後、立ち上がれるのに気がつき、あれっ、生きてると思ったな。逆さまになって車輪を上にしたオートバイを元に戻すのに必死だった。通り過ぎていくダンプの運転手がそれを見て、「大丈夫か」と声をかけた。大丈夫な訳がないだろう、と思ったが、「大丈夫だ」と返事した。
しばらくすると、衝撃が強すぎて痛みを感じなかったのが、ずきずき痛み出した。それでもギアペダルが動かなかったのを、鉄の棒を拾ってテコにし、何とか動くようにして、ミラーも飛んでなくなっていたが、そのままオートバイに乗って帰宅した。いやその前に、バイク屋によってオートバイの修理を頼んだな。家内にオートバイを見せるとその惨状にもう乗せてくれなくなるから、隠してしまったんだ。
全身のあちこちが路面にこすれて火傷状態になっていた。膝は小さいが穴が開いてしまっていた。でも大げさに医者に行くと家内が「もうオートバイに乗ったらあかん」と言いそうなので、自然治癒させることにした。ドライブにも、痛みをこらえ、顔をしかめながら何とか行ってきた。
でもお前はなぜ雑談版にこんな事書いているんだ、お前にしか分からないことを。早く寝てしまえ、もう。は〜い。(ここは自問自答)
では寝ることにします。みなさん、お休みなさい。