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(回答先: 訂正>「共産党宣言」よりも「空想から科学へ」が適当 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 8 月 13 日 15:18:48)
Kotetuさん、こんばんは。
>左翼は改革派、右翼は守旧派ですが・・・、
一応はそのようですね。
>昨今の厨によれば、サヨクはマルクス・レーニン・スターリン・トロツキー派や、その盲従派や、中国礼賛派、北朝鮮礼賛派なども含まれるようですね。
中国礼賛派、北朝鮮礼賛派というのは、ひょっとして、例えば靖国問題で靖国に参拝すべきでないと言う人とか、北朝鮮について対話路線をとるべき、と主張している人のことですか?
>サヨともなれば、いわゆる市民運動グループまで含まれるようです。(^○^)
反体制派=左翼という感じなんですかね?
反「体制」とまでいかなくとも、行政のすることとか大企業の開発行動とか原子力発電所設置・運転計画に反対する人、空港に反対する人、とかいうのは全部左翼と見られてしまっているということですかね。
至極まともなことを主張しているだけですよね・・・というか、憲法のあるなしに関わらず、自分が思うことを主張する権利くらいは人間みんな持っているでしょうに。
それを左翼だとか言ってしまうから、まともな運動もイメージ戦略負けしてしまうんだと思います。
それに、市民運動家でなくとも市民運動家と同じようなことを普段言っている人というのはたくさんいると思いますが、彼らは別に左翼視されませんよね。
行動したら左翼と見られる、ということなら、・・・ある意味むしろ名誉なことですね、左翼と呼ばれるのは(苦笑)
>また、右翼も昨今の厨によれば、カーキ色の街宣車でガァピィ騒いでる連中が該当するようで、マジな守旧・復古派は片隅に分類されるようです。
まともな右翼(まあまともかどうかというのも私の主観ですが)も、潰されているという感じですかね。
>左翼右翼の元祖(仏蘭西議会)の欧州などでは、いまだに「左翼は改革派、右翼は守旧派」が生きているようですが、ニポンでは歴史的にはかなり遅れて、しかもテンテルダイジン教革命というか、薩長土肥テロリスト革命というか、亜米利加ハクジン式原理主義運動で動天したために、かなり早期にマルクス・レーニン・スターリン・トロツキー系のウンドーが左翼のブランドを奪ってしまったという事情も大きいと思います。
テンテルダイジン教って天照大神(あまてらすおおみかみ)のことですね。
今このレスを打ちながら気付きました(汗)
なるほど、左翼というとマルクス主義とか社会主義というイメージが日本では強いと思いますがもともとはそうではないわけですね。
>以外に思えるでしょうが、生活協同組合などは非マルクス系社会主義運動論です。この種の社会主義運動は、マルクス教祖在世時にすでに活発化しており、教祖様はことあるごとに「彼ら(その手の社会主義者)の方法ではカクメーは出来ない!」と繰り返し悪口を開陳してます。(^○^)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~oyabu/syohyo/mt4.htmlによると、『共産党宣言』の頃にはマルクスは協同組合に否定的だったということですが、年を経るにつれ、考えが変わっていった、との見方もあるようです。
▽・・・『資本論』第1巻の刊行にこぎつけた60年代に入ると、マルクスの未来社会像はより明確に「協同組合型」となり、過渡期社会像も同時に「協同組合志向型」となった
▽「もし協同組合の連合体が一つの共同計画にもとづいて全国の生産を調整し、こうしてそれを自分に統制のもとにおき、資本主義的生産の宿命である不断の無政府状態と周期的痙攣とを終わらせるべきものとすれば──諸君、それこそは共産主義『可能な』共産主義でなくてなんであろうか!」
▽マルクスの未来社会像は「共同体」イメージでも「市民社会」イメージでもなく「協同社会」イメージである
>・・・ま、生協型社会主義運動の主な担い手がキリスト坊主だったという経緯もあるとは思いますが・・・
>ニポンの生協も、当初はキリスト教信者が担った面がありますね。
外国はまあキリスト教信者がほとんどですからわかるにしても、日本もそうなんですか?
まあどの宗教の人がやっても別にいいとは思いますが、生協に宗教的なバックグラウンドがあったというのは初耳です。
>また、農協も組織的には社会主義的組織であります。戦後、GHQはテンテルダイジン教の支持層解体政策の一環で、農地解放を行いました。ここまでは米ソ一致です。
>で、自作農地を手に入れた旧小作層をテンテルダイジン教の支持層に逆戻りさせないために作り上げたのが「農業協同組合」です。
神道でなくキリスト教に向かせるために農協を作ったとのご意見ですね。
確かにそういう面もあるかもしれませんが、それだけではなさそうに思います。
JA全農のHPには、
「農村が大恐慌のあおりを受け、どん底生活にあった明治33年、一人ひとりでは弱い立場にあった農家が手を結び、助け合いの精神のもと産業組合は誕生しました。その流れを受けつぎ昭和22年に定められた農業協同組合法に基づき、各地で設立されたのが現在の農協(JA)です。」
(http://www.zennoh.or.jp/recruit/sosiki/frame.htm)
とあります。
宗教関係なしに、また、戦争とも関係なしに、以前からあったものを戦後再び作った、ということなのではないでしょうか。
もっとも、GHQ下でのことですから、許可があって初めて農業協同組合法も制定されたのでしょうから、アメリカに何らかの思惑があった可能性はありますが。
>生協も農協も、いふなればNPO組織であり、それぞれ特別法があって運営や会計などは、まるきりNPOですね。運営も会計も株式会社とは全然違います。
そのようですね。
>でね、生協や農協は欧州人は社会主義運動体だと思ってますけど、ニポン人は厨を含めて大部分が社会主義運動体だと思ってない。マルクス系左翼は農協を自民党支部だとさえ思っている。
農協の主張していること自体は社会主義的なのかなと思いますが、その農協に加入している日本の農家の大半が自民党支持であることも確かなようですから、農協ってのはケッタイな組織だと私も思います。
まあ、農協(JA全中)にしても、自分の主張を聞き入れてもらうためには自民党と親しくする必要がありますし、自民党は自民党で農家は支持母体ですから農協を邪険にするわけにもいかない(とはいえ、農家のためになる施策をしてきているとも思いませんが)。
というわけで、自民党支部とも思われるようなことになっちゃってるんでしょうね。
>亜米利加人になると生協や農協は「コミュニズム組織」だと思っている。(^○^)
あの運動/思想は●●主義だというふうに見ると、その時点で思考停止が起こるように思います。
私なんかは、今の経済の風潮を経済至上主義だと見て以来ずっと思考停止している気がします(汗)
>・・・マルクス教祖の社会主義が科学的で、その他の既往の社会主義は空想的(夢物語)と結論付けてるようです。
>でもって、「マルクス・レーニン・スターリン・トロツキー主義者」=「共産主義者」は、自分達のことを「科学的社会主義者」と自称するのですな。
「科学的」も「空想的」も似たようなもののような気がしますけどね(^_^;