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(回答先: 太田光の私が総理大臣になったら…靖国問題&戦争責任タブー無し徹底討論 テレビで怒鳴り合いの論争は進歩だ。 投稿者 TORA 日時 2006 年 8 月 12 日 16:20:39)
■日本における政治風刺の領域を拡大 By NORIMITSU ONISHI
<前略>コメディー番組「太田光の私が総理大臣になったら」に出演中の太田光さんはおそらく、 "The Daily Show" のジョン・スチュワートに、日本で最も近似した人物だ。有名お笑いコンビの一方である太田さんは、以前から政治問題に一家言ある人物として知られていたが、日本のテレビに政治風刺を持ち込んだのは彼が初めてだ。
"The Daily Show" から "Saturday Night Live"、"The Simpsons" に至るまで、アメリカのテレビには政治パロディーが盛りだくさんだ。しかし日本のテレビには、社会風刺はたくさんあるものの、この国の政治指導者を風刺する伝統は無かった。最近日本では独演コメディーがブームだが、そのうち政治問題を扱おうとするのはごく僅かである。
「僕はこういう番組をやってますが、政治はコメディアンが立ち入るべき分野ではないと言う人もいます」と太田さんは語った。「でも僕はそうは思いません。コメディアンは政治であっても笑いの題材にすべきです。」<中略>「実際のところ僕は、コメディアンは政治に首を突っ込むべきではないという意見も尊重しています。でも同時に、それではフラストレーションが溜まるのです。そんなふうに制限されるのは嫌なんです。何にでも首を突っ込んでみたいのです。」<中略>
しかし太田さんによれば、ある種のテーマはタブーなのだという。皇室や北朝鮮などだ。
「北朝鮮にはその国の歴史があり、複雑な問題を解きほぐす必要があります」と太田さんは語った。「あの国がいかにして形づくられ、そこに日本がいかに関わったのか、その全容を把握できている人は誰もいないと思います。」 ここに来て北朝鮮が日本の第一の敵となったことで、北朝鮮というテーマは風刺の対象とするには余りにデリケートな問題となった。
太田さんは自らを左派というより反体制派だとしているが、彼の反権威的なスタンスは、小泉政権で台頭している右翼的立場と衝突しており、攻撃に晒されやすい状況をもたらしている。
「特に心配し恐れているのは、番組が打ち切りになることです。ある種の圧力がかかったら日本テレビが番組を打ち切る可能性があります」と太田さんは言う。
より直接的な心配は、組織化された右翼グループが反日的とみなす人々を定期的に脅すということが行なわれている日本ならではのものだ。今年4月には、そうした右翼の一人(昭和天皇の戦争責任に言及した政治家への暗殺未遂で服役したことのある人物だ)が太田さんの事務所を突然訪問した。その右翼が置いていった手紙には、太田さんの発言に抗議するものだった。その発言は結局太田さんのものでないことが判明したが、以来太田さんは用心するようにしている。
太田さんは言う。「自分の言いたいことを言いたい。でも、番組制作に携わる人たちに危害が及んだり、彼らの仕事を難しくしてしまったり、事務所のスタッフが襲われたりする可能性も考えなくてはなりません。だから僕は、そうしたことが起こらないようにしています。何とかうまく切り抜けていかねば。」
http://www.nytimes.com/2006/08/12/world/asia/12ota.html
(http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1155398856/)
「爆笑問題」太田光さんに右翼団体から抗議文 読売新聞 2006/05/26
人気お笑いコンビ「爆笑問題」の東京都杉並区の所属事務所に先月、長崎市長銃撃事件で実刑判決を受けた右翼団体「正気塾」(総本部・長崎市)の幹部(57)が訪れ、コンビの一人・太田光さん(41)あてに抗議文を届けていたことが25日、警視庁の調べでわかった。
ラジオ番組でのコメントを非難する内容だったが、実際には、本人が言ってもいない話が、太田さんの発言としてインターネット上で出回っていただけだった。
調べによると、正気塾の幹部が訪れたのは先月24日。太田さんは不在で、幹部は事務員に抗議文を手渡し、質問に回答するよう求めて立ち去った。
抗議文は、太田さんの民放ラジオのレギュラー番組に関する内容で、北朝鮮の拉致事件や中国の反日感情などを巡って、「反日侮日発言」をしていると非難していた。
しかし、番組は芸能界の話題などが中心で、事務所が確認したところ、抗議文にある発言をした事実はなく、その内容は、第三者がネット上の掲示板サイトに勝手に書き込んだものと同一だったことが判明した。
このため、事務所は正気塾に「発言はなかった」とファクスで回答。その後、問い合わせなどはないという。事務所側は「サイトを見て抗議してきたと理解しているが、脅迫するような文言はなく脅された認識はない」としている。
警視庁は事務所側に警備員を常駐させるよう要請。太田さん自身も護衛を付けたという。
抗議文を届けた正気塾の幹部は1990年1月、長崎市の本島等市長(当時)を銃撃し、殺人未遂罪などで懲役12年の実刑判決を受けた。正気塾側は、読売新聞の取材に「答えられない」とコメントしている。
爆笑問題は、風刺を利かせた「時事ネタ」で人気を集め、今年3月には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060526i201.htm?from=main2
(|http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1148588338/)