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そもそも世界は報復の連鎖反応で出来上がってます。
バブル崩壊で多大な損失を出し、その損失を埋めるように、国が買い支える、それでも、銀行は表向きには回復したように装ってますが、不良とされた失った債権を優良化させたに過ぎません。
無償・無形の利益を求める代償として、無償・無形の損失を差し出したのです。
これはどういうことかと言うと、地方財政で、会計不足を補うために、銀行から借ります。その借り入れが蓄積された値が、次回に繰り越されます。
負債が負債を生んでいる形ですかね。
報復の連鎖が止まらない。
そもそもバブル崩壊は、損失と利益の数字合わせで行われたのに、そのバッド・フィードバック効果が止まらない。
自主再建の形は殆ど無謀で、会計を削ると、取引先の売上げに反映されるでしょう。
自主再建ではなく、民間の誘致で、民間の投資に委ねるしか方法はないと思います。
しかし、民間に頼ることは、権力の移譲を表します。
多くの国民に犠牲を引いても、この談合社会を崩したくないんでしょう。
銀行は金利を多く取らない変わりに、この数字合わせをまた、起こすかも知れません。
損失を民間に与えることで、利益を出す体質に変えようとしています。
次々に干上がってくる破綻による損失、免責などを埋めるために、元気なところからもぎ取ろうとしてるのです。
民間の活力の力を借りないといけない状況であるにも関わらず、
権力の均衡体制を崩したくない。
思うんですけど、国がこういった統制を続ける限りは、個人は会計を削り、消費を極力抑え、守りの形を取るべきですよ。
ですから、消費が1000兆になれば、消費税だけで、50兆は入る。年金の基礎分くらいは手に入る。
しかし、国が取っている政策は、コスト意識ですからね、会計を縮小させ、民間の自立を促してるようですが、銀行はどこかにツケを被せようとしてます。
両方が会計縮小、コスト意識に着目してます。
金の蛇口がどっちもさび付いてしまったんですよ。
成長は通貨差で頭打ちにあってる状況ですしね。
こういう時期は家計も節約、コスト意識を大切にしたほうがいいですよ。
消費で大企業の売上げに貢献しても、内部告発によって利益はもぎ取られて、不良債権の損失の穴埋めに使われます。
会計の縮小社会では、報復の連鎖は止まらないと思われます。
銀行に預けておき、民間のソフトバンク、ソニーバンク、OMG、などの口座に流れるよりいいんじゃないですかね。
運用によって利益を生ませようとする銀行の体質そのものが、富の集中を招き、GMのように剥ぎ取られる始末ですからね。
弱者が干上がってくるんだと思いますよ。
利益を上げようとする体質は誰のためか、、。