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現代文明の恩恵を受けて生きている現在のヒトの生活は、生態系からはみだしており、また、生態系を破壊している。
人が生態系の中に戻り、生態系の中で、自然の摂理に沿って、生態系を破壊することなく生きていく社会。
これが、私が理想とする社会だ。
ヒトと他の生物との違いは、ヒトが経済活動を行うことだ。
その経済活動を自然の摂理に沿わせることができれば、ヒトも生態系の一員に戻ることができると思う。
より具体的には（とはいえまだまだ抽象的だが）、
資源とカネを、できるだけ小さな地域の中で循環させる。あらゆるモノの地域内自給率を、自然の摂理に沿った形で、極限まで高める。
⇒人と人が、地域コミュニティの中で、資源の循環を通してお互いに助け合って生きていくという、相互扶助型かつ循環型の社会の実現。
（注意点：枯渇性資源に頼らない）
という形のものだ。
環境を害さず、資源を循環させるような企業活動を、企業が自主的にやれるような仕組み作りが必要だと思う。
一つの案として私が考えているのは、以下のようなものだ。
企業活動の役割を、企業の規模によって二つに分ける。
つまり、中小企業は、地元に根付き、一定の地域内での資源とカネの地域内循環に資する企業活動を行う。
一方、大企業は、地域内循環だけでは供給不可能である製品作りに特化する。
こうやって、中小企業と大企業の間である種の分業体制を作ることによって、中小企業が大企業と戦わせられ、倒産する、といった状況を防ぐことができると思う。
また、通貨についても、中小企業など地元の事業体との取引で用いる地域通貨と、大企業など、幅広い地域で活動する事業体との取引で用いる広域通貨とでも呼ぶものとの二種類に大別してはどうかと思う。
この形の社会においては、ひょっとすると、中小企業に勤める者と大企業に勤める者との間の所得格差がなくならず、格差が固定化されてしまうかもしれない。
しかし、地元に根付いた中小企業が人々生活の根幹を握ることになるので、地域は活性化し、地域コミュニティも復活するのではないかと思う。
≪関連投稿≫（下記をまた分析し直さないといけないと思っています）
●私の理想の社会像（キーワードは地域コミュニティと自給自足）
http://www.asyura2.com/0601/dispute23/msg/185.html
投稿者 heart 日時 2006 年 3 月 28 日 11:42:38: QS3iy8SiOaheU
●社会・経済システムの変革のシナリオ
http://www.asyura2.com/0601/dispute23/msg/193.html
投稿者 heart 日時 2006 年 3 月 30 日 00:48:13: QS3iy8SiOaheU
●既存の権力構造を崩壊させ、市民主導の社会を構築するためのシナリオ・・・こんなんはどうでしょう？
http://www.asyura2.com/0601/idletalk17/msg/386.html
投稿者 heart 日時 2006 年 3 月 30 日 18:21:43: QS3iy8SiOaheU
●「人間としての務め」を果たす生き方〜私の中の理想を殺さずに生きるために〜
http://www.asyura2.com/0601/idletalk19/msg/367.html
投稿者 heart 日時 2006 年 8 月 01 日 05:31:49: QS3iy8SiOaheU
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