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私は私生活を通して社会に働きかけていこうと思う。
本来なら、仕事を通して社会に働きかけていくものと思う。
しかし、仕事を通して働きかけることには限界がある。
私がこの崩壊社会を前にして行いたいと思う社会への働きかけは、組織からにらまれるであろうことであり、所属組織によってはその組織そのものを転覆させるかもしれないようなことだ。
それを組織の中で行うことは、自殺行為である。
うまくやる、というのにしても、限度があり、到底自分が望む程度まで行うことはできないだろう。その前にクビになるのがオチだ。
したがって、私は、仕事には期待しない。
仕事は、自分や家族が生き長らえるための手段。
勤め先では、ただ生きるためだけに生きる。そこでの仕事が社会に本当に貢献するものであればラッキーだがそれには過度には期待しない。いわゆるlaborとしての仕事ということになる。
一方、プライベートでは、本来の私に戻って、「人間的に」生きる。
「文明」社会の恩恵を受けてきた私にとって、「人間的に」生きるとは、ある種の贖罪を行っていくことをも意味する。
人間が壊してきた生態系を取り戻すこと、それが現代社会に生きる人間の務めと思う。
人間の経済を生態系の中に押し戻す。ヒトという種も、生態系に生きる動物の一員であってそれ以上でもそれ以下でもないのだ、という自覚を持って生きる。動物の場合に同じ種の中で異常な格差や殺し合いが見られないのを、人間も見習う。人間が高等動物だなんて、とんでもないまやかしなのだ。人間以下の生き物など、この宇宙には存在しないと思ってちょうどいいだろう。
さて、この「人間としての務め」をいかにして果たしていくか。
つまり、いかにして社会を改革していくか。
二つの柱が必要であると考える。
一つは、真実の暴露である。ネット上で、マスコミの伝えない現状とその意味、そしてその原因を分析し、本質を伝えていくということである。
あらゆる権力に対する批判はそこで行う。忌憚なく意見を書き、自由に議論していくことができる場であるからだ。また、ネット上でなら、おそらくはどの商業マスコミよりも、効率的かつ効果的に、人間社会にとって本当に必要な情報を発信していくことができるだろう。
そうやって、少しずつ、事の本質を理解し、社会を変えるために何かしたいと本気で思う人の輪を広げていくのだ。
二つ目の柱は、実現可能な改革案を考案し、実現をはかっていくことだ。
その際、役に立つのが、仕事だ。
仕事は、単なるlaborとする、と書いた。だが、そこで必ずしなければならないことが一つだけある。現実社会がどのようなシステムによって、またどのような論理によって構築されているのかを学ぶ、ということだ。この学習こそ、実現可能な社会改革案を考え出すにあたって必要不可欠のものである。
目指すべき改革案は、私も含め一般庶民が私生活を通してだけでなく仕事を通しても実現可能なものだ。
そんなものができるかどうかはわからない。しかし、ライフワークとしてこれ以上やりがいのあることもないと思う。
平日の昼間は、実現困難な理想論に傾きがちな私を根本から改造し、同時に生きていく手段をも提供してくれる仕事をこなす。
夜と土日は、真実の暴露による多数派形成と、現実的な社会改革案の模索と実行をはかっていく。
こうやって、精神的に死ぬことなく、生きていきたいと思う。
≪参考≫
Re: このような手もあります。
http://www.asyura2.com/0601/idletalk19/msg/361.html
投稿者 こげぱん 日時 2006 年 7 月 31 日 02:18:09: okIfuH5uFf.Lk
自らの組織を形成しつつ既存の権力を脱構築する。
http://www.asyura2.com/0601/idletalk19/msg/365.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 7 月 31 日 23:14:24: YdRawkln5F9XQ