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ちょこっとつまらない計算をしてみた。
その前に、まずは
http://asyura2.com/0601/senkyo25/msg/110.html
を、読んだ頂きたい
まあ、簡単に言うと消費税が増税されて10%になると、今までの増税と合わせて「3人家庭、40才、年収800万円」で約90万円の増税になっている。と言う事だ
で、一般的な文化的生活という物を考えて計算してみたと言う事である。
人間が「単に生きている」ではなく「文化的生活をしている」と言った場合
必要アイテムは「家(居住場所)」と「車(移動方法)」と「情報経路(新聞・テレビ・インターネットなど)」が考えられる。
で、家を建てるといくらかかるだろう?
ちょっと調べた所では都心部では安くても約3600万円程度のようである。
http://www.jj-navi.com/shuto/FJ020S90030.do?JJ_GA=tiles.FJ020A01A00002&JJ_TA=FJ020J01003_02&TB=A00&C=9821&P=98&AR=030&SE=020
(参考は板橋区の物件)
これは、仮に30年ローンで年利10%だった場合
支払い金額は単純計算で2.5倍になるので9000万円になる。
これを30年で割ると年300万円である。
最近の労働者は年収300万円以下というから、この時点で「生涯、一戸建ての家を持つ事は不可能である」
一部の人は年収200万円以下という話なので「20〜60才の賃金を生涯賃金とした場合」には8000万円にしかならないから完全にアウトである。
更に、車が200万円耐久年数10年として20〜60までの40年間では約1000万円以上はかかるだろう。(ガソリン代や維持費を200万円では少ないと思うが)
で、一般家庭では年間90万円の増税ということであるから、40年では増税分だけで、3600万円かかるという事になる。
で、食費を一食1000円(一人者がコンビニや食堂で食べると、約1000円かかる)
月900食で9万円年間108万円である。40年だと4320万円である。
電気・電話・ガス・水道・・・人が生きていくためには更に必要経費がかさむのである。
これらを、ひっくるめて、非常に大雑把な計算をすると「人一人が、生涯独身で、職場中心の生活(コンビニ弁当中心生活)」で文化的生活を送るには約2億円必要だろうと思う。平均年収が500万円以上必要という事である。
「家は贅沢だろう」と言う意見もあるだろうが、現在の年金制度では「アパートの家賃払っては食っていけない」だろうから、何としても定年までには「持ち家」を持ちたいところである。
で、今現在は「組織に服従して、組織依存しない人」では年収500万以上の収入は非常に厳しいだろう。もちろん、個人的に並はずれた能力を有していて、マネーゲームや、営業の歩合給によって「2億円くらい、あっという間に稼げる」という人もいるだろうが、そんな人はコンマ以下の割合だろう。
そんな風に考えてみると「政府は既に憲法違反の状態にある」のだろうと思う。
日本国民は「最低限の文化的生活をするのが困難」になっているのだろうと思う。