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「新」自由主義を、それなりに円滑にするための、文化、法律、労働習慣なりが欠けているということです。
1)エゴイスト
全員が、「エゴイスト」であるということが前提です。
誤解を生む書き方かもしれませんが、雇用者のみならず、被雇用者もまたエゴイストであるということです。
みなが、「自分の幸せ」を求めるために生き、死んでいく世の中だということです。これは、アメリカ映画なぞでも垣間見れると思います。
そのエゴとエゴのぶつかり合いを、話し合いなり、ルール、法の確立で緩和する文化が前提だということです。つまり、個人主義の社会が前提だと思います。
2)仕事観、職場環境
仕事は「自分の幸せ」のため、生きるためにいくところであって、倒れるまでしてする仕事なぞない。この種の仕事観が、前提であるということ。
会社なり役所なりの仕事だけを、自分の人生の仕事のすべてとした「ばち?」が、ブーメランのように、今、個人に社会に戻ってきていると思います。
子供と遊ぶのも、「仕事」のひとつです。
3)職歴主義
学歴ではなく、「職歴主義」をみとめる世の中であること。つまり、個人の出世のしかたでも、一つの会社なり、官庁なりで、管理職、重役、次官の階段をのぼるだけが唯一というのではなく、
たとえば、
Aという旅行代理店で「国内営業」をやり、その間、英語の検定試験に受かり、
Bという飛行機会社で「国際営業」の仕事を見つけ、その後、ビジネススクールに通い、マネージメントのスキルを身につけ、その旅行関連業界で、「管理職の仕事」を探す。そして収入も、自分の専門知識、仕事の責任におおじてあげていくシステムがあってしかるべきだということです。
そうした、職歴の価値が認められる世の中になれば、、今の、無意味な大学受験勉強(調教?)なぞなくなるでしょう。学校を出る前に、ある程度、スペシャリストとして仕事がわかっていることが前提になりますが、、
そして世の中の風とおしもよくなるとおもいます。
4)法律等の整備
転職等で不利にならないような、年金、退職金システムがないとダメでしょう。それでもなければ、賃金の大幅アップ。
そして、パートタイムと、フルタイムでの待遇面での均一化。
そして一番大事なこと、仕事が、週、40・45時間のゲーム時間がセットされ、年休完全消化はあたりまえということです。
5)再起へのサポートシステムの確立
そして、その競争からこぼれた人でも、再起の機会がかならず与えられる世の中であるということです、そのためになら、多少の増税は受け入れられるおもいます。
6)
書き連ねたことは、理想ではありません。個々人、今よりはるかに、厳しい競争になるかもしれません、つまり、学歴だけに寄りかかれるわけでありません。
新自由主義を吹聴している人たちは、「話を、半分しかしていない」と思ったまでです。