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9.11はアメリカの侵略的外交政策の根幹部分を占めている。
いわゆる「テロとの戦い」という物だ。
確かに、9.11には疑問点も多い、多分、公式発表には確信的嘘もあるだろうと思う。
真実を追究すると言う意味合いにおいては「忘れる事無く、注意深い再検証を続けるべき」だろうと思う。
ただ、妄想的な陰謀論にも注意が必要だろう。あまり非論理的な主張を繰り返すと「9.11再検証運動全体・平和運動全体」に対し、一般市民に「妄想論射的イメージの印象が育つ事になる可能性」もある。
また、妄想を指示する、指示しないのつまらない差によって「平和勢力が分裂・対立構造になっていく」のだろうと思う。そこは注意する必要がある。
例えば、WTCの解体には謎が多い、しかし、ここで注意が必要なのは「わからない事=政府の陰謀(自作自演説)の証拠」出はないという事である。
UFOは存在する。訳のわからない物が空中に見える事はあるのである。でもUFO=エイリアンクラフトではないのである。未確認飛行物体の正体には「錯覚・蜃気楼・星・既存の飛行物・トリック」等もあり、エイリアンクラフトは可能性の一つでしかない。
同じように「例えば、WTCの鉄筋が溶けている」のは「陰謀論が実証された訳ではない」のである。
仮に爆破解体説が正しいのだとしても「爆破解体によっても鉄筋が溶ける説明はできない」のだという事は押さえておく必要があるだろう。
良くある論法に「この事実から考えれば、こんな事が起こるわけがない」というのがあるが、それはその人の「主観による判断」であり、いくらできないと(その人が)思ったとしても、起きた事実があるなら、「主観による判断ミス」である可能性が高く、「陰謀論が正しい証拠にはなり得ない」のである。自分の主観に頼る判断を非論理的というのである。
WTCの倒壊について異常とも思える熱量が発せられたのは間違いないところである。
それは金属が圧縮崩壊(押しつぶされて崩壊する事)の熱かもしれない。過去にあれほどの規模でのビル崩壊は無かっただろうから、絶対にないとは言えない気もする。
また、ビル全体にガスの配管はあったはずである。ガスへの引火過程によっては「陰謀論支持派が指摘する不可解な爆発」も一定程度説明ができるのかもしれない。
Kは専門知識がないので断定的な事は書けないが、WTCは崩壊した事は事実だろうと思う。
だが、崩壊したから陰謀があったと言うのは非論理的だろうと思う。陰謀論が成立するには「どのような陰謀が実行されたのなら、公式発表より疑問点が少ない全体像が説明出来るのか?」が必要なのだろうと思う。
それを示せない限りは「陰謀論否定派を揶揄する資格もない」というのが論理的な主張だと思うのだが、どうも陰謀論支持派の人には「陰謀論を信じない事=論理的思考ができない事」と考えている人の比率が高い気がする。
自分はそれを正しい考えるから、それは正しいのではなく、自分の考えとは違っていても真実は真実なのである。
9.11は良く分からない部分が多い、しかし、それは、公式発表が正しい事の論証にはならないし、陰謀論が正しい証明にもならない。公式発表では「その部分の説明が付かない事」は、それ以上ではなくそれ以下でもないのである。
その後は仮説の積み重ねと消去法によって推理していくのが正攻法であり、陰謀論もその中の一つの仮説でしかない。