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WC2006決勝でフランス代表ジダンがイタリア選手の胸に頭突きと食らわせて退場となった。
カメラはイタリア選手が何か言ったあと、しばらくしておもむろにジダンが振り返って頭突きに及んだ。
今朝ワイドショーをみてなるほどと思ったが、ジダンの出自はあの、フランスから独立を勝ち得た国だ。
仮に、「お前のかあちゃんデベソ。」とか、言われたとする。
彼は、かあちゃんがデベソと差別されでも、それを跳ね返す努力をし、トップまで登りつめたのだろう。そして引退試合になって、それを敵選手に言われたのだろう。
最初はチームや母国のことを思って自制した。が、この行為は、スポーツやWCを冒涜するに等しい行為だと考え、敢えて頭突きに及んだのだろう。
試合後、多分、なぜ、そんな行為に及んだのか聞かれただろうが、自分がカリスマ的存在になってるし、争いの原因になるかもしれないので、沈黙した。
もちろん、イタリアのその選手も言える訳がない。
シラク大統領もはれ物に触るが如くの対応だ。
各国マスコミも、もう余り触れない方がいい。争いの火種となるからだ。
(小生も慎重に書いてるつもりだ)
WCの勝敗を越えた行為があの抗議の頭突きなのだ。
サッカーWCに相手選手をなじる卑劣な行為に罰則があるのか知らない。が、これを許せば、事前に相手選手のコンプレックスを調べて心理攻撃をし、冷静さを失わせる事も可能だ。
今回のイタリア優勝はすなおに喜べる勝利ではない。恥じてもいい。
逆に、フランスは負けても胸を張っていい。
世の中先制攻撃、宣戦布告国、敗戦国ばかり悪者にされるが、それに至らしめる行為は不問に付される事が多い。
今、イスラエルがガザでパレスチナに精神攻撃をやっている。
2006年WCの優勝国は1年も経てば忘れるが、卑劣な行為に断固抗議して敗退したジダン選手の事は忘れない!