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(回答先: 「嘆きの家」 投稿者 ピノキ 日時 2006 年 7 月 10 日 16:50:16)
溶けて無くなる、か。そうなんだろうねえ。けどよ、そこに思いを致す事の出来る人間ってヤツあ何なんなのかねえ。嘆きの家を訪ねて人生を考えるってえが、それだけかねえ。土台人間ってヤツあ何なのかねえ。
近ごろチョイト気づいたんだが、例の背後霊とかいうヤツのことだあな。テメエがテメエの背後霊ってのは面白えんじゃねえかなあ。何のことか訳が分かんねえだろうが、そんな事を想像して見ちゃどうかなあって話よ。二重人格じゃねえが、テメエが二人居るようなもんだぜ。生身の体とその背後霊よ。
人生ってなあ確かに生身の体と二人連れの道行きだわな。二人で一人、一人で二人。変な話にゃ違えねえが、心中ものの気分を一人で味わえるってわけだ。バカバカしくって付き合っちゃ居られねえだろうが、酔狂ってなあこんなもんかもな。
そんなマスターベーションみてえな心中じゃ面白くねえってご仁は、綺麗なお相手をお探しになるんだろうが、ホントにそんなお相手が居るんだったら心中なんてもってえねえよなあ。どの道、お話の世界ってことになりそうだぜ。
で、人間ってヤツが物語りに生きてんだとすりゃ、その能力はどッから出てくんのか。ここんとこ結構面白えんじゃねえかなあ。まあ、そりゃあそれとして、一つの物語が終わったのが嘆きの家ってことだろうが、その物語ってのは生身の体の物語だけじゃねえよな。他人にゃ見えねえもう一つの物語があるんだろうよ。
人間ってのが、畜生やその辺の雑草とは一味違うんだとすりゃ、そのもう一つの物語ってのに謎がありそうじゃねえか。そう思わねえかい?