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最近、立て続けに「日本人の問題点」の指摘に出会った。
まずは、ラーメン発見伝17巻の初っ端の「老舗ラーメン店の謎」
「下町人情ドラマ=ホラー」という話である。
ここでは、企業論理からの視点で物語が構成されている面はあるが
「日本人の自分の生活を変えない事が前提での他人依存体質」が指摘されている。
言葉を変えると「自分では、何の努力も工夫をしないで、他人が何とかしてくれる」
という意識を持っている者が多いのではないか?と言う事であるが、比率的なものは兎も角として、欧米の人に比べて「独立心・向上心」という部分で意識が低い人は多いような気はする。
次にラジオでの問題提起だが
「日本人は、外国人に比べて、煙草の灰をどこにでもバラ蒔くし、ポイ捨てはするし、空き缶の投げ捨ても多い」という指摘があった。
立ちションとか焼き畑、などもあるが、日本人は「環境に無頓着」であるらしい。
日頃のKの主張とは一部食い違うのだが、日本には日本型の問題点も多いのだろうと感じ始めている。
「マスゴミ」という言葉がある。Kもマスコミの報道には問題はあると思うのだが、マスコミも「視聴率が取れる物」を報道しなければ、おまんまの食い上げと言う事を考えれば「視聴率が取れない、本当に真面目に公平な報道」より「多少、偏見気味でも、視聴率が取れる報道」をする。という事になるのだろう。
これは、世論的に「改憲賛成論が高まれば、マスコミも改憲賛成論を多く取り上げる」という事である。
もちろん、全部が全部とは言えないが、マスゴミも「国民に擦り寄った結果として、マスゴミとなる」と言う部分もあるのだろう。
これは、マスゴミに限らず、政治家も、選挙制度も、政策にも言えるのだろう。
昨今では「北朝鮮のミサイル発射問題」がトレンドであるが、多分、一気に国民右傾化が予測される。
冷静に考えれば「対話路線を閉ざし、手負いの野獣を更に追いつめるような事をする」のは、余り利口な方法とは思えないが、「無礼極まる、狂った隣人とは誰でも付き合いたくない」と思うだろう。損得計算より感情論である。
ここはもうどうにも止まらないという気がするし、下手に反対論など唱えてしまうと「北朝鮮の工作員とか、変人とレッテルを貼られてしまいそう」である。
ただ、追いつめられた者は最後の足掻きをする。「窮鼠猫を噛む」・「イタチの最後っ屁」である。結果的に「日本に被害が出た場合」にはキチンと責任は追及されるべきだろう。
日本人の悪い体質として「横睨みで、周囲の状況で自分の去就を決める」というのと「責任を他人に転嫁して逃げたがる」という部分がある。
「自分の人生は自分が作り上げるのだし、全ては自己責任に帰結する。」のであるが、常に自分以外の存在に「責任転嫁をできる言い訳を作り出そうとしている」のである。
自分が失敗し負け組になったとして「政治が悪い」・「あの時に誰々が、誘ったからだ」・「運がなかった(神様が悪い)」・「財産を残してくれなかった親・祖先が悪い」となるのである。
その一つの具体例が「公務員が税金泥棒」という考え方である。確かに一部の公務員には問題が多いだろうと思う。
しかし、全ては努力と目標の選択問題でもあるだろう。例えば「将棋の名人」は才能はもちろん、それにプラスして血の滲む努力と「何が何でも名人を目指す」という目的意識が結実して達する事ができるのだろう。メジャーリーガーだって、プロサッカー選手だってそうである。
そう言った意味では「日銀総裁」も全く違わないのだろう。
「自分が選ぼうとしなかった道の成功者を妬み、自分の良くない暮らしの責任転嫁をする」というような考え方から脱却しなければ、自分の暮らしが良くならない限り、「常に誰かを妬み続ける」のだろうとKは思う。それを無限地獄と言う。
と、偉そうに語っているKだが、大昔から無限地獄の住人である。