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(回答先: 有り難う御坐います 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2006 年 7 月 08 日 18:38:14)
「Re: 小型水爆の可能性を檢討する資料>炸薬がグレープフルーツ大ということです」
http://www.asyura2.com/0601/idletalk19/msg/118.html
上記拙文の記述で不正確な表現がありました。訂正いたします。m(__)m
実用の核兵器には、核分裂爆弾(原子爆弾)と核融合爆弾(水素爆弾)があります。その二種を合わせて「核兵器」と言います。
なお、実用化されている核融合爆弾(水素爆弾)は核分裂エネルギー(=原子爆弾)をトリガー(引き金)に使いますので、実際は<核融合+核分裂>爆弾です。
なおなお、最近、メリケンが宣伝している<クリーンな核兵器>とか、<超小型核兵器>とか言ふものは、実用化されている<核融合+核分裂>爆弾=水爆の<核分裂部分=原爆>から、別のトリガーに転換したものを指すようです。
なぜなら、拙文のとおり<核分裂>には最小量=臨界量という限界がありますので、現在実用化されている戦術核兵器以下の爆発力を得ることは理論上出来ないからです。
かつて朝鮮半島に配備されていた「核砲弾」より小さい原子爆弾は理論的に作れません。
したがって森本敏氏の下記発言は、核分裂爆弾(原子爆弾)のことを指します。
>>森本敏氏(拓殖大學海外事情研究所所長)が、"核兵器の大きさは小さい
>>ものではグレープフルーツ大"と發言した。
通常爆弾の爆薬に相当する部分がグレープフルーツ大といふことですね。それを爆発させる装置とか覆いとかは、作成者(作成国)の技術力によります。
メリケンが実用化した最小の形が、直径20センチ、長さ70〜80センチくらいの砲弾です。
もちろん、大した技術力ではありませんから、旧ソ連も同じ程度の核砲弾を持っていたと言われており、ソ連崩壊後に金に困ったソ連軍が大量に密売したとの噂もありますが・・・ (笑)