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この世は結構危ないのだろうと思う。
世界的なマジシャンとして数々の賞を取っているセロが少し前からストリートマジックという事でマジック革命を巻き起こしている。
マジック?所詮はタネも仕掛けもあるショーだろう。と言う意見はおいといて百聞は一見にしかずとも言うので取りあえず見ていただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=7J7sKwhhIcY&search=magic%20trick%20japan%20Cyril
この一本で、おそらく既存の常識は消し飛ぶのではないだろうか?
その上で興味を持った人は
http://www.youtube.com/results?related=ideal%20magic%20CYRIL
を端から片っ端に見てみよう。
セロの特徴の一つは「町で歩いている観客を巻き込んで、その場の物を使う」事が多く、ともかくあり得ない事をしてみせる。
広告のハンバーガーを抜き出し実体化して食べたり、目の前でお金を変化させたり、空中浮揚に、瞬間移動、物質通過・・・とともかく不可能な事があるのか?というレベルである。
Kは元々が手品が好きで心理系、錯覚系、ブラックマジック系(背景色が黒いマジック)、道具系などのマジックには多少の知識もあり、マリック氏の超魔術の頃に色々と研究をしたりして、糸系(見えない糸を駆使するマジック)、静電気系(バンデグラフという機械を使う)も多少は知っているが、それでもタネの想像すらできないというマジックに脱帽するしかない。そもそも本当にタネはあるのか?
で、Kが思うのは、もしこれが手品のだとしたら、これを犯罪に利用されたら普通の人には絶対に捜査できなくなるだろうと思うので、人間というのはアテにはならないという部分と、これが手品ではないとしたなら、この世の常識など役には立たないという。どちらに転んでも「Kごときには何もできない」と言う意味の危なさを感じる。
どちらであっても、仮にセロ並のマジシャンがその気になったら「教祖か神」になれるだろう。詐欺だとしても「トリックが見抜けなければ、見た物さえ信じられないのか?となる。」
トリックの解説ができない人では「他人を詐欺から救う事もできないばかりか、自分の見た物を否定する自己否定による自己崩壊するしかない」のだろう。
あとは「あれは、ともかく、手品なのだ」という自己暗示による固定観念による思い込みを育てるという対処法もあるが、これはこれで、大問題である。これは、人間として自分の成長を否定するという事であり、バカになると言う事である。
セロのマジックは「一般的には公表されていない科学の力が使われている」と言う気もするが、少なくとも小手先の技術だけでは「ガラスの向こう側にトランプが付いたりはできない」し「大仕掛けをしている雰囲気も少ない」
本当の超能力を融合しているという事も考えられるが、それにしては「余りにも手際が良すぎる。精神力に依存する現象だと仮定すると、安定度がありすぎる」とKは思う。
完全に脱帽である。