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(回答先: 排除の理論に対する疑問 投稿者 haru 日時 2006 年 6 月 18 日 16:23:32)
haruさん、こんにちは。
悪にもいろいろな種類があるのだと思います。
確かに、世の中、完全な悪とか、完全な善とかいうものは、存在しないのかもしれません。
>我々が、癌、ウィルス、ばい菌、害虫、、、
>これらとも仲良くやってゆかなければ、悪は増殖してしまいますね。
こういうものは、人間から見て悪であっても、それ自体は悪ではありません(まあ癌についてまでこう言ってしまうとちょっと抵抗ありますが)。
人間がすることの悪と、自然界の悪というのは、区別しないといけない気がします。
もちろん、人間界での悪にも、いろいろあるでしょう。
また、完全な悪とか、完全な善とかいうものは、存在しないのかもしれません。
しかし、だからといって、悪と戦うことを、「排除」だといって非難するのもまた、悪を放置することにつながるのではないかと思います。
私が悪とみなすものと、haruさんが悪とみなすものは違うのだと思います。
もしくは、haruさんから見たら、世の中には悪など存在しないのかもしれません。
善の心で向かえば悪もなくなる、そういうお考えなのではないかと感じます。
キリスト教に惹かれるとのことですが、キリスト教にはそういう考え方があると思います。
しかし、私はそういう立場は取りません。
悪は悪です。
私はよかれと思って悪と戦おうとしています。
悪を叩く側を非難する際、「排除」論を持ち出すのは、効果的だと思います。
排除という言葉は非常にマイナスなイメージを持つ言葉だからです。
しかし、非難する相手を間違えていないか?というのが、排除を非難する言説を見る時私が常々思うことです。
もっとも、悪を憎むあまり自分が見えなくなるようではダメなのでしょうね。
いやしくも社会に働きかけたいと思うのならば、自身を見つめることを怠ってはならないのだろうと思います。