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共謀罪が通りそうである。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060520ia22.htm
今までの政府のやり方を見ている限りでは「(共謀罪創設は条約で義務づけられた)国際社会との約束だ。」ということで、国民が泣こうが叫ぼうが成立させるのだろうと思う。
今や、政府は「国民生活」よりも「アメリカの意向」の方が大切という有様である。
アメリカからの「要望」が全てに優先するのである。
日本が悪くなったのは「官僚機構に原因がある」と言う人がいるが、確かに上部の意向を住民の意向より重視するという官僚機構には問題があったのだろうが、今や、日本の政府そのものが「アメリカ」の要望を満たすために「国民を指導する」という政府そのものが官僚化してしまっているのだから、たまったものではない。
5大新聞が全て「政府の広報紙」として「官僚機構に組み込まれてしまい」それだけではなく「労働組合なども単なる調整機関と化してしまった」のではないだろうか?
野党も民主党には「半分は与党と同じ」という状況である。
物わかりが良くなってしまった。と言えば聞こえが良いのかもしれないが、組織は多くが牙を抜かれてしまって、主流派になろうとしているのだろうと思う。しかし、その中で組織の構成員は一部の上層部を除いて「少しずつ生活が悪化している」のだとKは考えている。
長周新聞を見てもらおう
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/index.html
を見てもらおう。
ザーと見てもらうだけでも、教育・医療・雇用・防衛と国民の生活に直結するような「本来なら、国民投票でもして直接多数決を取った方が良いような問題を政府が勝手に決めている」のが分かるだろうと思う。
「小さな政府」「官から民へ」「地方分権」と「イメージだけの綺麗事」で「聞こえの良さそうな言葉を使ってはいるが」その実は「弱者切り捨て、福祉切り捨て、地方切り捨て」である。
「努力した者が報われる社会」ではなく「要領の良い者が報われる社会」になった。
「額に汗して働く者が報われる社会」ではなく「狡賢い情報を扱う者が報われる社会」になった。
「仲間を大切にする者が成功する社会」ではなく「仲間を利用する者が成功する社会」になった。
例えば
肥満の人に「もっと節制した方が良い」と言えばセクハラになり損をし
「健康的だなあ、美味しい物を腹一杯食うのは良いことだ」と、おべっかを言う者が得をするというような社会になった。
その人のためを思って、忠告やアドバイスをする人が疎んじられ
無責任なお世辞を言う者が歓迎される社会になった。
虚飾と嘘が蔓延し、現実と正義は隅の方に追いやられるようになった。
阿修羅掲示板でも、その傾向は現れている。
例え間違っていようと、自分の耳に心地良い意見や言葉が歓迎され、自分の意見と違うような意見は排除されようとする。
巨大な陰謀を立証しようと言う意識に囚われて、身に降りかかっている火の粉に気が付かない。
これでは、何も変わらないのだろう。
世の中が悪くなるのは、自分にも責任の一端がある。
自分が変わらなければ、世の中が変わるわけがないのだろうと思う。