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貧富の差の拡大とは、すなわち文明の退行ではないか。
大衆化とはいいかえれば、経済の普遍化と文明の普遍化の過程ではなかったのか。
貧富の差の拡大とは、要するに、経済・文明の寡占化である。
経済・文明の普遍化が近代化の目的であるのだから、
貧富の差の拡大とは、すなわち文明の退行である。
経済・文明の寡占化は、経済・文明 自体の首を絞めている。
経済・文明とは、担うものの多数化、つまりは、大衆化によって支えられてきていたはずである。
支配構造が、貧富の差を拡大を許しているということからして、
彼らは、ひょっとしたらあきらめてしまったのかと思わせてしまう節がある。
資本主義は、たしかに労働者に意欲を与えている側面はあった。しかし、資本主義が結局のところ、労働者階級に利益をもたらさないと、大衆が解釈したならば、資本主義がもたらした一時的な平穏は無と帰するのかもしれない。
しかしながら、資本を平等に分配されるようにしようと、いった提言事態を労働者は嫌う。また、自分たちが労働者階級の一員であることも認めたがらない。
労働をありがたいものだと思うということ、これが案外きめ手かもしれない。