★阿修羅♪ > 雑談専用17 > 794.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
下記のような記事が「売っていた」
http://www.ebookjapan.jp/shop/mssearch.asp?string=%97X%90%AD%8C%F6%8E%D0&disp=10
まあ、郵政官僚「124人が懲戒免職になった」という記事である。
同じ記事が
http://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=50000184
にも「売っている」
日頃、公務員擁護のKであっても、悪いことをした公務員を庇うつもりはないが
この記事は「論理的に成立していない」とは思う。
「124人」は懲戒免職(退職金も無しで強制解雇)させられているのだから「特権職員」の正体とか、駆逐すべき腐敗というのは「存在しない」のである。
「124人」は氷山の一角であり、「他にもいる」という意味であっても、論として成立しない。確かに他にも「いる」だろうとは考えられる。どんな企業でも一定の割合で不埒者は存在するのである。
しかし、断定すれば名誉毀損になるだろう。「特権職員」というのは「不正が発覚しても処分されない」という職員を表す表現以外にはなり得ないのだから、処分されても、まだ発覚していなくても「論理的に成立しない」のである。
いない者を駆逐も出来ない。だから「民営化の前にまずこの腐敗を駆逐せよ」というのも成立しない。
繰り返すが「発覚した不正は処分されている」のだから、特権も腐敗も不適切である。
この記事は「公務員(今回は郵政公社職員)への不当なレッテル貼り」という世論誘導ではないだろうか?
違うというならば、下記の考察に移行する事になる。
この記事を書いた者には「論理的思考能力はない」と言うことが想像出来るだろう。
ただし、どんな人でもミスはする。
しかし、今回は、マスコミがおかしいのだろうと思う。
どんな企業にも「一定の割合で不肖な者」はいる。優秀な人材であってもミスは犯す。
しかし、このように「堂々と売る(掲載する)」となると話は別である。
売られるような記事は相当数の人がチェックし、許可をしているはずである。
この場合、この記事に関わった人全員が論理的思考力がないと言うことになる。こうなると、このマスコミ(企業)にはマスコミの資格がないと言うことであろう。
少なくともマスコミというのは言論のプロである。しかも、有料である。Kの適当なアジ演説と同レベルでは困るのである。
表題だけで既に「内部矛盾している記事」を堂々と載せるのは「営業停止」に価する。
公務員虐めという意図でなければ、マスコミ失格である。
最近は公務員虐めや公的機関に厳しいの風潮は強くなってきている。
不祥事@13Hzなるブログも出来ている。
そこに面白い記事が出ていた。
http://police.13hz.jp/police/archives/1464
公務員の不祥事と言うよりは「被害者が公務員」で加害者の酔っぱらいが「たまたま、公務員だった」とも考えられる事件であるが
ここに問題の本質があるような気がする。
公務員だって人間である。酔っぱらう時もあれば、ストレスが貯まりすぎれば「きれる」時もある。
最近は「他人に完全を求める人が増えてきている」人間が不完全な生き物であることを忘れているのである。そのくせ、自分には甘いのである。
多分だが、多くの人が忙しすぎるのである。「余裕がなく苛立っていて、他人のミスだけには敏感なのだろう。」と思う。他人が「談笑でもしていれば、殺意すら抱くのだろう。」
ただ、これを容認するのは悪の循環になる。
自分は忙しいー>苛立って他人に厳しくなるー>他人も忙しくなって、自分にも厳しくなる
まさに悪の循環である。
しかも、苛立ちというのは伝染する。一種の伝染病である。
苛立ってピリピリしている人の近くで仕事をするとピリピリ感が空気感染する。下手にミスでもしよう物なら「一気に爆発するような、ダイナマイトを背負って仕事をしているような物である」から、楽しくないし、自分もピリピリし出す。どこにも「幸せな者」はいなくなる。脳天気なKですら、「早く帰りたいよ〜」と泣くくらいの恐怖の職場と化すだろう。
で、「きれる」と言うことも「脳科学の発達で、かなり解明されてきた」
どうも「扁桃体」と「前頭前野の46野」が正常に発達していないと「きれやすい」と言うことである。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2006/0605-2.html#wed
でも、放送していたが、「脳科学 46野」あたりで検索してみて調べてもある程度の事は理解出来るだろう。
で、「扁桃体」というのは「他人の笑顔」で一番発達するらしい。46野も対人ゲームとコンピューターゲームでは「対人」の方が活性化するらしい。
つまり、合理主義に凝り固まって、コンピューターでデーター検索と株取引をしているような者こそ危険と言うことである。
前にKは書いたことがある「人間が生き甲斐を感じるのは、他人に必要と思われる事」というのと「人が幸福を感じるのは近しい人の笑顔を見た時」というような主張が「科学的にも証明されてきた」と言うことである。
小泉政治のホリエモンのような者が勝利するという方向は、人を不幸にし、世の中から笑顔を奪い取っている最低の政治なのだろうと思う。