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(回答先: Re: 自分の憂さを晴らしたいなら、自分の庭でやってくれ、ということですね。 投稿者 南青山 日時 2006 年 5 月 01 日 10:22:07)
南青山さん、レスが遅くなって申し訳ありませんでした。
ソーシャルネットワーキングサイト（mixiなど）と比較するのも、阿修羅の公共性という問題を考える上では役に立ちそうですね。
ソーシャルネットワーキングサイトの場合はある程度素性がわかっていて、読者も含め参加者が限られています。
一方阿修羅の場合は、素性も、書き込みからなんとなくわかることはありますがソーシャルネットワーキングサイトほどはわかりませんし、参加者も本当に不特定多数です。
この違いに、阿修羅が荒れる可能性が生じるのだろうと思います。
２ちゃんねると比較してもわかりますね。
２ちゃんねるの場合はハンドルネームというものがないようですから、誰が書いているのか憶測することはできても特定は不可能（公安なら可能？）です。
だから２ちゃんねるでは誹謗中傷が非常に多いのでしょう。
匿名性の段階の違いですね。
匿名性：大←→小
２ちゃんねる・・・・・・阿修羅・・・・・・ソーシャルネットワーキングサイト
というところでしょうか。
こう考えてくると、阿修羅に公序良俗に反する投稿をする人が出現するのも納得できる気がします。
＞自分の憂さを晴らしたいなら、自分の庭でやってくれ、ということですね。
そうですね。
私は、人との付き合いに関係してくることについては、ネットは別、とかいうのではなくて、実世界と同じようにしたいと思っています。
ネットでそんなことが可能とは阿修羅に来るまで思っていなかったのですが、阿修羅ではそういう交流が成り立っていると思います。
＞ネットのいいところは、個人でも情報発信できるところです。
＞自分でサイトをつくり、そこで情報発信すればいい。
＞どのような罵詈雑言、誹謗中傷をするのも自由です（公序良俗、著作権、名誉毀損などに該当するものはダメですが）。
＞そこを訪れる価値があるかどうかは、訪問者に選択権があります。
＞一方、こうした阿修羅のような公共型（開放型）の匿名掲示板は、最低限の公共性が求められると思います。
そうですね。
阿修羅も「訪れる価値があるかどうかは、訪問者に選択権があ」るわけですが、阿修羅の場合は投稿者も多数います。
ブログの場合は記事を書くのは普通一人であり、その人が自分の考えでブログの秩序を保つことができます。
コメントや迷惑トラックバックによる誹謗中傷は生じ得ますが、あんまりなものなら削除すればいい（私自身はエロ系のものしか削除したことはありませんが）ので、ブロガー自身の判断で秩序を保つことが可能です。
が、阿修羅の場合は、投稿者が大勢いますから、秩序を保つにしても、簡単ではないですね。
＞ネットにおける公共性の問題は、ネットが真のコミュニケーション、交流、交通の場になるかどうかを決める重要なテーマと考えています。
そうですね。私もまだ公共性という問題は考え始めなのでよくわかりませんが。
＞正直な話、公開型匿名掲示板の可能性についてかなり悲観的な考えに傾きかけていたのですが、阿修羅での一連の騒動や、heartさんやgataroさん、ワヤクチャさんたちの書き込みを読んで、少し希望が見えてきたような気がします。
私はまたちょっと悲観的になってきてます・・・
これも時が解決するでしょうか。
＞阿修羅のような公開型匿名掲示板にも、内在的な（自律的な）秩序形成（一般社会では公共性、ヘーゲル的には法ということになると思いますが）の可能性があるということですね。
そうだろうと思います。
ヘーゲルはわかりませんが・・・何か、いい本があったら教えてください。
哲学はこれまでやったことがないのです。現実離れした学問のように思っていたので。
しかし、哲学をやっている人は現実を分析する力があるようだと、阿修羅に来て、思います。
＞ただし、現状では、他の掲示板もそうですが、管理人さんという絶対的な王が存在します。
＞現状で小生が考える理想の公開型匿名掲示板とは、参加社が自主運営し、内在（自律）的に秩序が形成される掲示板です（大変なので誰もやらないでしょうが。そういう意味で、管理人さんが絶対的な王になることに異存ありません）。
内在的に秩序を形成する、というのは、どうやるんでしょう？
如往さんも以前そんなようなことを書いておられたように思いますが。
私は自然に浄化されていくのが理想かなと思います。
そうかといって放置もできない、という感じでいろいろ行動していますが、それがかえって混乱を招くこともあるようですね。
阿修羅も大抵は自然に浄化されていると思うんですけどね、ほとんどの人はちゃんとした社会性を持った投稿をしていますから。
＞いろいろ書きましたが、公開型と匿名というのがポイントで、（会員制非公開型の）ソーシャルネットワークとは一線を画しているところに、可能性と面白さを感じています。
そうですね。阿修羅は会員制非公開型のサイトとは違って、本当にいろんな人が参加できますから、本当にいろんな人の考えが聞けて、面白いです。可能性も感じます。
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