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(回答先: Re: 事態はもっと複雑だと思います。 投稿者 たかす 日時 2006 年 4 月 23 日 10:59:22)
>たかすさん お久しぶりです。
なかなか、鋭いご指摘だと思っています。
>【日本のアニメーターだってひどいもんですよ。彼らも考えられないような低賃金でこき使われているのです。アニメーターは国内の状況も似たようなものです。】
この辺は、確かにそうでもあるのですが、圧倒的にアニメ専門学校の学生を授業の一環として「修行させている」という部分もありますね。「ヤマトたこ部屋」(宇宙戦艦ヤマトを制作の時の話)は半ば伝説ともなっています。(笑)
問題は、学生バイトアニメーター(月給4〜5万)という、国内労働者がいるにも関わらず、わざわざ韓国まで行って、労働者を雇用したという事実です。当時の日韓の労働賃金の格差は、それほどだったと言うことです。
>【それはマレーシアやベトナム、タイ、インドネシア、フィリピンだって同じことです。】
まあ、色々な要素はありますが、問題は「本当の意味で経済関係をぶっ壊しても良いと判断できるほどの、独立心を持てるか?否か?」と言うことです。ご指摘の国だって「もう日本から、得る物は何もないし、日本からは完全に経済的な支援など不要」と判断すれば、どうなるかは不明な部分もあります。おだてておけば「支援をくれる」という依存心があれば、多少のプライドは押さえるでしょう。
また、歴史的な対立(直接的な関わり)の差という部分も大きいです。まさか「日本は我が国が開発途上国の時代に、労働者を不当な賃金で酷使した」という一点のみを掲げて、日本と対立したって「賛同は受けにくい」ですよね。簡単に言えば「担ぐための御輿がない」という部分です。
それでも、日本側が「お宅の国は、日本がインフラ整備をしてやった。感謝しろ。」という態度で付き合おうとしたならば、態度は硬化するでしょう。イラクは日本を信頼する国という位置づけでしたが、イラク戦争以後は「テロの目標国の一つ」にしているだろうと思います。
「イラクの平和貢献には日本の自衛隊も尽力したのだから、イラクの人々は感謝するべき」という論法は通りますか?一部の政府高官には少しはあるのかもしれませんが、大多数の国民には日本への不信感が育ったのだろうとKは考えています。
今、韓国に対する日本の態度にはそれに近いオゴリがあるのだろうと考えます。ただし、それは「右翼思想からの流れの、多数派形成」という側面もあります。いわゆる嫌韓流です。
>【韓国叩きが強まった辺りからかえって日韓企業提携は増えました。地元への旅行者も急増しました。これは台湾や香港、マカオ、シンガポールなど他のアジア諸国に比べて著しいのです。】
これは、韓国に旅行をするのが、安いと言う部分と、近いと言う部分と、(親)韓流の流れの複合の意味合いもあるでしょう。
嫌韓流という流れとは別なのではないでしょうか?Kの友人には「韓国人とは付き合うべきではない」と公言する人もいますが、多分、韓国旅行の話があっても行かないだろうと思います。まあ、全く因果関係はないとはしませんが、無礼な隣人とは付き合う必要など無しという主張からは交流が盛んになるとは思えません。
>【意図的にネット右翼が憎悪を振りまいているのです。】
まあ、その面はあるでしょう。特に「嫌韓流」というマンガは「無菌室で育った日本人」に強力な衝撃を与え、かなりの感染率を示したのだろうと考えます。一方、それに対抗する左派系の論者は、平和ボケで思考停止状況で、しかも想定外の出来事だったのでしょう。一方的にやりこめられる形でほとんど反論できませんでした。
しかも、悪いことには「言論封鎖(発行しない)」という方法論に走った上にそれを突破され、しかも、言論封鎖をしようとしたことまで暴露されてしまいました。
この阿修羅でも「あの本は読むべきではない」という意見が書かれました。Kは「面白いから読んだ方が良い」としましたが、左派は黙殺を選択し、失敗したと言うことです。
研究して、対処するという基本から外れて、逃げようとしたのですから、押し込まれて当然でしょう。
今、憲法改正が話題になっていますが、今まで逃げ回るという戦法を採り続けていたのですから、かなり不利な状況まで来ています。
Kなどは、かなり早い内から、護憲勢力がしっかりしている内に「護憲側から、積極的に議論を進めて、国民合意の元で決着させるべき」と主張していましたが。思考停止のバカな左翼は先延ばしの逃げ切りを目論み、追いつめられてしまったという感じになっています。
嫌韓流は一種のカルチャーショックでしょうから、無菌培養された「平和ボケ日本人」はかなりの確率で感染するでしょう。
その後は、憲法改正だって通ってしまうとKは見ています。
完全にやりこめられているのです。