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(回答先: 人間は全ての人間関係によって育てられる。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 4 月 16 日 18:59:02)
まあ、正しい認識だろうと思います。
と言うか、Kもほとんど同じ意味で書いていますね。
ただ、問題は、周りの人の環境は「学校の教育・マスコミの報道」という物が大きな流れを作り出します。
政府という権力があり、それの最重要な役割は「国体の維持」なのだろうと思います。
国体などというと色々と反発もあるでしょうが、「国民の生活する社会」という意味です。日本の政府(国家権力)なんて代物は維持しなくても良いのでしょうが、国民が平和に住める環境という物は維持する必要があります。それを行えるとすれば、政府というような組織が「維持管理に関与する」という方法論が有効でしょう。無政府状態では、一部の悪人によって「善人を育てる環境が腐っていきます。」
そう言った意味では「悪人」というのは伝染性の強い伝染病のような物であり、増殖するガン細胞に近い物があります。
人間は個々は不完全で頼りなく、間違いを犯す動物です。野獣の本能を有し、本能という欲求もプログラムに組み込まれています。仮に全ての性欲を野放しにすれば、一寸想像できない阿鼻叫喚が生み出されるかもしれません。そこは「管理しなければいけませんし、それには、それが出来る機構も必要ですし、みんなが知恵を出し合って、良い教育というものを考えていく必要もあります。」
仮に良い国民性(善人である国民)を作るのが、政府という機関の役割だとすれば、それに対し出来うる手段は「教育制度への関与」と「マスコミ広報」くらいでしょう。国は国民指導の方法として「地方自治体を通しての間接的関与」と「国営放送を通じての広報活動」くらいの方法しか有しません。
ですから、国民が税金の納入などに異を唱えていると「国の維持管理する力が弱体します」
反政府活動とか反国家活動というような「国民の味方のフリをした。活動」も、それが、究極的には「善人を育てない環境作りに繋がる」という可能性もあるでしょう。
「国民の我が儘を利用するような多数派形成は、国民を我が儘にし、結果論的には善人を淘汰します。」
多角的な考察が必要と考えています。