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「あの映画(「送還日記」のこと)に日本でどれくらいの人が入るかが、この国に『どれくらいの未来』があるのかのリトマス試験紙になると思っております。」と綿井さんが書いている映画なんですが、ご覧になった方います?
以下 「綿井健陽のチクチクPRESS」(http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-04-11) からの転載。
何ということだ、ドン!(机を叩く音)
ちょうど今回のイラク取材に出る前に封切りされた映画「送還日記」http://www.cine.co.jp/soukan/ に、あまりお客さんが入っていないというではないか。
実はバグダッドにいる間にも気になっていて、ある方に「ところで『送還日記』はお客さんはその後入っているんでしょうか?」と聞いてみたら、「かなり不入りです」との返事だった。
「不入り」。しかも「かなり」の…。
バグダッドでガックリきた。
帰国してからほかの人に聞いてみても、「かなり」か、「あんまり」か、「いやあ〜」か、表現の程度の差はあれ、いずれにせよ語尾は同じく「入っていない」だった。別に「連日満員です」「たくさん入っている」とは実際思っていなかったが、「当初の予想よりかは結構健闘している」「後半になって徐々に伸びたね」というぐらいを期待していた。
それから「スティーヴィー」http://www.moviola.jp/stevie/ も、以前聞いたら同じような答えだった。
何ということだ、ドン、ドン(もう一度机を叩く)!
どちらも以前このブログで触れたが、http://blog.so-net.ne.jp/watai/archive/20060302 「送還日記」に関しては、「あの映画に日本でどれくらいの人が入るかが、この国に『どれくらいの未来』があるのかのリトマス試験紙になると思っております。」とまで書いた。大げさではなく、いまでもそう思っている(これは僕だけか?)。
ということは、「この国に未来はない」ということになるのか。いや、そんなことはない。まだまだ挽回可能な範囲だ。まだまだ観るチャンスは残っている。東京以外の場所ではこれから上映が始まるぞ。
「そのうち観に行く」という人は、実際に観に行くころにはもう上映は終わっていて、そして二度と観ないことになる。なので、「この日に観に行く」と決めてほしい。もう観た人は友人・知人にも薦めてほしい。それからお近くの映画館(特に各地のミニシアターhttp://www.minipara.com/theater-all/top.html)にでも、上映をリクエストしてほしい。ともかくお早めにネ!
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綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
http://www1.odn.ne.jp/watai
映画「Little Birds〜イラク戦火の家族たち」
公式HP http://www.littlebirds.net/
DVD発売・各地で上映中
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