| ★阿修羅♪ > 雑談専用17 > 393.html ★阿修羅♪ |
|
| Tweet |
(回答先: Re: 東京音頭さんに賛成。無能文部官僚・御用学者・受験英語屋という英語痴識人悪の枢軸のツケはあまりに大きい。 投稿者 こげぱん 日時 2006 年 3 月 31 日 01:28:54)
こげばんさん、お返事ありがとうございます。
まず、最初に、文中の当て字が、あまりに的を得ているので、笑ってしまいました。
”痴識人”や、”狂育” などです。
私も、こげばんさんに全面的に賛成です。下のふたつの投稿も読ませてもらいました。
日本人が、英語で自分の言いたい事を表現し、相手と会話をすることが出来る能力を本気で学校教育で身に付けさせる、ためには、今の文部官僚では、無理ということ。英語教育を考えるということは、教育とは何か、学校はなんの為にあり、何を学んでいくべきか、を国民が真剣に考えてこそ、身のある内容の教育カリキュラムができるのでしょうね。
********************:
つまり日本人が英語を習得しようとすれば、まずは不良債権を償却する都銀よろしく、受験英語を消却するという後ろ向きの作業を強いられることになります。それが「英会話学校に通っても効果が出にくい」理由の一つでしょう。理想を言えば、英語痴識人どもをパージして、文部似非科学省検定狂科書を全廃して、大学入試は（慶応SFCなどのように良質の問題を出題する場合を除き）たとえばTOEFLあたりに一本化しないと、日本で本当に必要な文法を習得するのは困難でしょう。
********************
こげばんさんが、今の英語教育（に限らないが）を悪くしているのは、受験制度との指摘、本当にその通りと思います。
これは、英語に限らず すべての勉強をつまらなくしている、悪の根源の制度です。実は、私は、学校教師の経験もあり、担当は、英語ではなく社会科でした。生徒たちがが社会科、歴史嫌いになる大きな原因は、先生の能力を棚に上げれば、この受験制度（つまり、歴史は暗記力競争になってしまった。）なのです。
歴史を始め、社会科や、（多分国語もだと思いますが）英語などを、本来みにつけて欲しい実力をきちんと設定し、それへの客観的な評価の方法を考え出す努力を文部科学省役人を始め、政府はまったくしてこなかったと感じています。
＊＊＊＊＊＊＊＊
大学入試では、（評価は）TOEFL あたりに一本化しないと、本当に必要な文法を習得するのは、不可能、、、、
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
本当です。IELTSでもいいかもしれませんが、とにかく、世界で通用している英語判定を日本でもつかうべきでしょう。英語圏では、移民が多いこともあって、英語力評価の技術は進んでいます。（完璧ではないでしょうが）。TOEFL なり、TOEIC なりの点数を、大学受験に使うことを、是非とも実行して欲しいと思います。
もし、もし、難しすぎるとか、中学生や高校生を評価するのは、難しいというのなら、ESL の資格を持つネイティブスピーカーで、日本語の能力もある人にしっかり給与を払い、特別に日本人用にテストを作成してもらう、という手もあります。（TOEFLの内容から、アメリカへ行ったことのある人が有利のような、内容をはずしたり、リスニングの単語を簡単に 又少し、ゆっくりにするなど）。IELTSは、スピーキングがあり、それをどうするか、の課題はありますが。
とにかく、英語のことなのですから、絶対に英語圏の教育者に協力してもらわなければ、だめです。実は、こちらでは、日本語の教師は、もちろん、豪州人が多いですが、英語の能力と教員の資格（日本での資格なら、経験も必要）があれば、（国籍云々もいわず、公立校でも日本人を雇います。大学の日本語コースでは、ほとんど日本人講師、教授です。大学で、英語圏の人が、どう頑張ったって、日本人の日本語をきちんと勉強したした人にかなわないし、彼ら、彼女らもわかっていて、文句もいいません。
日本語の能力判定は、当然日本が行っている日本語検定です。
うぬぼれの激しい文部官僚に少しは、見習って欲しいね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊：
現在の大学生のように3年から就活を強いられるようでは、ダブルメジャーの時間など取れないでしょう。この点は教育サイドと企業の調整が必要ですが、、、、、、
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
大学も大きく変わらなければだめでしょうね。就職活動開始や内定は、規則を厳しくして、最終学年の○○月以降など、きちんときめなければ。又、バイトや、遊んでばかりいられないくらい、勉強をしてもらうべきで、こちらの国のように、家庭が貧しい大学生には生活補助を出す（出世してから返す制度もある）くらいでもいいかもしれません。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
外国語を話すということは、自己と話す内容の確立という全人格的作業が必要になるはずですが、大半の進学校は人格形成とは無縁の受験英語や受験対策ばかりおこなってます。話はそれますが、「政治活動厳禁」の進学校でひたすら受験対策に明け暮れ、自己の確立など度外視してノンポリの新自由主義教信者となるような連中は、仮に英語などをマスターしても何か話すことがあるのか疑問です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊：
賛成です。どうしたらよいのか。
英語に限らず、国語、社会科などで、資料（史料）分析の力や、自分の考えをまとめ、主張する力、文章を書く力がもっと評価されるなら、そのような力がつくように人々は努力し、例え、動機は、いい点数をとることだとしても、受身の受験技術を学ぶよりは、ましになるのでは、ないでしょうか。
よくを言えば、高校などへは、あまり、きっちり点数で切って生徒を入れるより、地元などの考慮で入学者を入れ、大学へは、関係する科目レべルに達したものは、入れて、入ってから、厳しくする、というのが、私は、理想です。特に税金でやっている国立、公立大学は。
小学校からの”エリート”教育なんて意味がない、という社会になって欲しい。
*******************************
東大京大志願者ならほとんどの人間が読んでいるであろう、伊藤和夫「基本英文700選」では、「朝晩だんだん涼しくなりました」というのに'It is getting colder morning and evening'などとすさまじい訳文を付してます
日本で英語授業の半分くらいをネイティブにゆだね、本気で英語をマスターさせる方向へと舵を切れば、受験狂育そのものが成り立たなくなるでしょう。私としては大賛成ですが、伊藤和夫のような受験英語屋だけではなく、文部似非科学省や（アホバカ進学校を含む）狂育産業は消滅してしまうので、徹底的に妨害するでしょう。
東大出身のアホバカ官僚には無理でしょう。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
うんざりしてきますが、ここで負けてはいけない。
****************************************
10年英語を勉強してなお英語が使えず、社会に出てからなお英会話学校に貴重な時間と身銭を費やさなければならない現実。無能文部官僚・御用学者・受験英語屋という英語痴識人悪の枢軸のツケはあまりに大きい。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
That's what I want to say.
という感じです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
理想を言えば、英語痴識人どもをパージして、文部似非科学省検定狂科書を全廃して、
あまり偉そうな事ばかり言うのも何ですが、アホバカ進学校は英会話を教える前に「真善美」を語り、フランスの若者のような健全な批判精神を持つ人間を大学に送り出せ、と言いたいです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
大賛成です。
教育全般について、再構築する過程でないと 積極的に自分の頭で物を考える人間を育て、真に役にたつ英語を学べる時はこない、ということでしょうか。
でも、不可能はないのですから、微力だとしても、今のしようもない制度を変えていく努力をお互い、していきましょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。