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本日は「報道2001」「NHK日曜討論」「サンデープロジェクト」を久々にまともに見る事が出来た。最近は色々と忙しく、日曜の朝もゆっくりとは出来ないのだが、本日は途中で来客などもあり、30分ほどは見られなかったが、それでも、午前中は政治放送三昧に過ごせた。
中国との歴史認識による対立において「対話が重要」という意見を聞いた時、「小泉氏のように相手の言う事は全く聞こうとしない者が総理である限りは、絶対に改善はないな」と思った。
考えてみると「小泉氏は、今まで相手の言い分は全く聞かずに、自分の意見を押し通してきた」のである。いつでも、最初に結論ありきで、反対派の意見は刺客すら送って抹殺してきた。のである。
亀井静香氏は「心情的には靖国参拝派」だそうだが、「自分がそう思っていても、それによって、家族が回りの者に苦情を言われるのなら、誤解を解く努力はするが、誤解が解けるまでは、参拝は行わない」という主旨の事を浪花節の歌を例にして言った。正解である。
「靖国参拝の是非」は別にして、相手が嫌がるのならば、無理に行う必要はないだろう。その事によって「国益が損なわれる」のなら、なおさらである。
小泉氏は総理になる前は「靖国参拝などしなかった」という話があるが、もし、それが正しいのなら「右派の票」を取り込むためのポーズとして参拝しているという推理が成り立つが、いずれにしても「中国側の要望など最初から聞く気はない」のだろうから、どこに「会話が成立する余地があるのだろう?」
中国側は「こちらの言う事を聞いてくれない」と誰かが言っていたが、亀井氏は「小泉氏とは話をしても無駄」と評価した。郵政民営化、行政改革、自分の在任中は増税をしない発言等、確かに「一度言い出したら、誰の言う事も聞こうとはしない」という我が儘の塊のようなガキ大将的な正確である事だけは確かであるような気がする。
そんな性格破綻者とも言えるような人物に長く人気を維持させた日本の国民にも責任はあるが、もう任期は終了するのだから、これからは、少しは「考えてほしい」ものである。
格差社会が広がっているという感じを持つ人が87%にまで増えた。という事である。
また、実際に大企業の従業員は所得が若干上がっているが、中小零細企業では大幅に所得が低下しているとのデータが示された。
「これから良くなる」との意見も出されたが、それは流動的であり、仮に上がったとしても「労働者のタダ働き」という犠牲の元に若干企業業績が良くなったのだろう。ダイエーなどでは赤字を脱する事が出来なかった。コンビニなども思ったほど売り上げは伸びていない。
例えば、マクドナルドなどは「サービス残業を精算したら、利益が消し飛んだ」のである。どこに中小企業への波及的要因があるのだろう?
地域への補助金は大幅にカットされた、大企業が地域から原料などを買ってでもいない限りは、どうして、地域にお金の環流がされるのだろう?最近は旅行も「国内旅行よりも海外のパックツアーの方が安い」というような状況なのである。仮に国内旅行をする場合でも、日帰りでお弁当持参の景色見学であり、ゴミだけ出して、お金は使わないとも言われている。
市町村合併が半ば強制と詐欺的な説明によって進んだが、多分であるが、数年後には「破産する自治体が出る」だろう。財源の裏付けもないのに面積だけは巨大になった自治体が乱立しているわけであるが、赤字と赤字の自治体が合併して補助金がカットされれば破産するのが摂理である。問題はどこが第一号になるか?だけである。
で、第一号が出たら後は数珠繋ぎである。連鎖反応は国家破産までいくのではないだろうか?
Kの予想などいい加減ではあるが、多分、倒産する自治体は「農村、漁村の第一次産業を中心にしている自治体が軒並み」と言う事になるだろう。
連鎖反応で、仮に国家破産まで行くとすれば、その時には「日本の食糧自給率は致命的な状況に陥っている」と言う事が予測できる。
政府は「徳政令」を使用するだろう。預貯金は紙くず同然になる。「デノミ」により通貨価値は約100分の1になるとKは予測する。
1000万円の預貯金は10万円程度の価値に一夜にしてなるだろうと思う。それによって「国の1000兆円の借金は約10兆円になり、なんとか、国の国民に対する借財だけは帳尻を合わせる事になる」のだろうと思う。
しかし、それによって円という日本の通貨は信用度を失い、円という通貨では事実上海外との売買は出来ない。と言う事になるだろう。連鎖反応でドルもどうなるか分からないが、基本的には円とドルの交換も出来なくなるので、食料の輸入は事実上不可能となるだろう。
多分であるが、円とドルは連鎖的に価値を失い「一時的には、世界の流通経済は完全に麻痺となるだろう」
どのような事かというと「通貨制度」という幻想の呪縛から「世界中の呪いが解ける」のである。通貨経済が一時的にでも麻痺すれば、金取引などの物品交換を前提とした取引が一時的にでも主流になるだろう。
「紙幣・通貨という物は、何の裏付けもない紙切れとコインでしかない」事にみんなが気づくのである。
日本は、自国内の食料生産はタダでさえ少ないのだが、それ以上に「生産しても報われない上に自治体が破綻している」のだから、壊滅している。
若い労働力は「マネーゲームに誘われて、生産業など継ごうとしない」
田舎に暮らす事そのものが「負け組」と考え、みんな都会に出て行ってしまうだろう。
そこへ来て、食料輸入は「物との交換以外では手に入らない」だろうと、予測できる。
円とドルの信用がゼロになったら、ユーロも元も「しばらくは信用度はなくなる。通貨制度が麻痺するというのはそのような事である」
憑き物が落ちた状況よりは「憑き物に憑かれた状態の方がマシ」と世界人類が気づくまでの期間がどの程度かはKには想像できない。金本位制などが復活する可能性もあるが、多分人類は「裏付けのない幻想の通貨制度に憑かれる」という選択をするだろうと思う。
嘘だと知っていても、忘れていれば「生きていけるのである」
世界が「その選択をするまでの間」は、それほど長くはないだろうと思う。しかし、それなりのタイムラグはあるだろう。
その間、日本は耐えられるのだろうか?
それは、それとして、亀井氏は「メールを作って流した者」を警察は捜査逮捕しないのか?と疑問を呈していた。Kもその通りだろうと思う。