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このシステムの付けが今ある社会ではないでしょうか?
分業という合理化されたシステムを生産に生かせば
生産効率は莫大に飛躍し、生産者はそれに見合った利益を得ることができるのが
今ある社会のシステムの根幹ではないでしょうか?
そして、我々が向かい合っている現実は、分業化された世の中にあり
それぞれが、一歯車の一つでしかなくなっている今にあると思います。
一歯車である私たちは、それが良き方向に向かっているのか
悪しき方向に向かっているのか容易に判断できませんし、
歯車の一つの範囲でしか知ることが許されないので、その限られた範囲の世界しか
知ることができません。また、その歯車は、ピラミッド構造により
上の存在や他を知ることができません。
歯車は、与えられた仕事をこなすことを要請されているため、
そのことに忙しく、ほかの世界を知る時間すら持つことができません。
合理化とか、効率とか、、
我々人類にとって、それほど重要なことなのでしょうか?
今一度、立ち止まって、人生というものを、
人間が地球上で果たすべき意味を、
問うてみる意味はないでしょうか?
目に見えない、誰かの資産を肥やす為に
我々は存在しているのでしょうか?
分業によって得られた、この今の社会を受け入れたとして、
よりよき未来は、その先に存在しているのでしょうか?
生きる希望を、次世代に教えることができるのでしょうか?