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ジミー・カーター元大統領の新著『PALESTINE PEACE NOT
APARTHEID』(SIMON&SCHUSTER,2006)を読んで
居ます。
非常に興味深い本です。内容は、カーター元大統領が、大統領就任前から
現在に至るまでの自分とパレスチナ問題の関わりを回想し、その回想に
絡める形で、パレスチナ問題についての展望を述べる物に成って居ます。
特に、大統領在任中の回想では、自身が仲介したキャンプ・デイヴィッド合意
(1979年のイスラエル・エジプト平和条約締結)の際の事が語られて居ま
す。
私にとっては、カーター氏が、大統領就任前からイスラエルを訪れ、メイヤ
首相やラビンと言ったイスラエルの要人と交流を持って居た事や、大統領
退任後、今度は、パレスチナ人との対話を求めてパレスチナを繰り返し訪問
した事の回想などを興味深く読みました。特に、カーター氏が、自らの
キリスト教徒としての背景から、パレスチナのキリスト教関係者と深い
交流を持って来た点に興味を持って居ます。−−パレスチナ社会において、
キリスト教徒が果たして居る役割に非常に興味を持ちました。
又、18ページにこんな文が有る事にも興味を持ちました。
The most extreme and obnoxious
statements have come from Iranian
President Mahmoud Ahmadinejad,
who has described the Holocaust
as ‘a myth” and urged Israel be
annhilated or moved from the
Middle East to Europe.(p.18)
この本については、又書きます。
西岡昌紀
http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/