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(回答先: アイゼンハワーは「隠れ」ではなく「堂々たるユダヤ人」 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2007 年 1 月 11 日 10:09:49)
かつての同盟國(獨逸)でネオナチに近い國家民主黨(NPD)が、十一月中旬、公然と伯林で
黨大會(代議員 二百六十名)を開催した、其の意味は(東京新聞、十八.十二.十五、夕刊)
更新 平成十八年十二月十六日二十二時四十六分
平成十八年(二〇〇六年)十二月十六日(土)
(第一千八百九十六囘)
○平成十八年十二月十五日。東京新聞夕刊。
○「大波小波」と云ふコラム。
○「かつての同盟國」(老婆心徒)
○此の小文の要旨は次の通り。
(1)十一月中旬、獨逸國家民主黨(NPD)が、初めて
伯林で黨大會を開き、二百六十名の代議員が出席した。
(2)NPDは、いはゆる獨逸のネオナチ勢力の中心であり、
かつてのナチスに最も近い。
(3)「情勢は大きな曲がり角に來たとする意見も獨逸には
ある。」
(4)獨逸は何しろかつての同盟國である。
(5)厄介な石が此方に飛んで來ないとも限らぬ。
(6)ついては、獨逸の極右翼勢力臺頭の現實を正確に分析
した論考を期待する、と。
○此のコラム記事は注目に値する。
○此の記事の著者は、
獨逸の「極右」と云ふ。
○しかし、日本には、獨逸NPDに對應するやうな「極右」的
政治勢力は存在しない。
○そもゝゝ日本には、「極右」が存在しない。
○ナチス(民族社會主義獨逸勞働黨)の思想を、其のまま敗戰後
表現する自由は、獨逸には存在しない。
○NPD(獨逸國家民主黨)は、敗戰、占領下の獨逸で合法的
に存在し得るギリヽヽの形で、合法的政治活動をして來た。
○ナチスの思想體系は、次の如く要約出來るであらう。
(1)獨逸民族(フオルク)の原點に囘歸せよ。
(2)獨逸民族の起源はゲルマンである。
(3)古代ゲルマンの神話を囘復せよ。
(4)ゲルマンが一つの獨立した獨逸民族として結輯して、
獨逸民族=獨逸國家が誕生したのは、西暦九年、ヘル
マンによつて指導されたゲルマン聯合軍が、羅馬の大軍
團を壞滅させた戰役である。
(5)此處に獨逸建國の起點がある。
(6)獨逸の王室王候貴族、金權ブルジヨアジー、インテリ、そ
して基督教會は、獨逸民族を指導する能力はないこと
を實證した。
(7)獨逸民族の主導的勢力は、獨逸の勞働者農民、獨逸の
フオルク(VOLK)である。
(8)從つて、獨逸の國家體制は、民族社會主義、國民社會主義
である。
(9)ナチス(國民=民族社會主義獨逸勞働黨)は、歐洲
の全ての獨逸人を結輯した獨逸「ライヒ」を建設する。
(10)猶太は、二〇〇〇年に亘つて、獨立した獨逸民族、獨逸
國家を彼らの世界支配の最大の障害と見なして、獨逸の
分斷、分裂を果し、獨逸民族の抹殺を狙つて來た。
(11)國際猶太勢力との對決なくして、獨逸民族は、再建再生
出來ない。
○一九四〇〜一九四五年の日本と獨逸の同盟。
○此れは、僅か五年しか續き得なかつた。
○今、我々日本民族有志がかつての日獨同盟の教訓に學び、此れからの
新たな日獨同盟の展望を切り開く爲に成すべき仕事は多い。
(了)
【參考文獻】
○二〇〇六年十一月九日、東京で作成された
「宣言―生き殘りの爲の樞軸」
(日本=太田龍、獨逸=マンフレツド・レーダー)
○此の宣言の日本語文、獨逸語文、英文、及び幾つかの關聯文書を一册に
纏めた小册子。
○一册、五百圓(送料含む)
申し込みは、日本義塾出版部へ。
獨逸が「被害」を語り始めた、と云ふ『朝日』の記事(18・12・17)。
更新 平成十八年十二月十九日二十二時五十分
平成十八年(二〇〇六年)十二月十九日(火)
(第一千八百九十九囘)
○朝日新聞、平成十八年十二月十七日。十、十一頁。
○此處に、獨逸が「被害」を語り始めた。
と云ふ特輯記事がある。
○獨逸の被害とは、
○第二次世界大戰後、波蘭、東歐洲諸國からの獨逸人
住民の追放など。
○最近、獨逸人が、其の「被害」について、公然と主張しだしたと。
○しかし、此の朝日の記事は、お話にならぬほど、くだらぬ。
○ジエームズ・バクーの二册の著作が少なくともここで引用、參照さ
るべきである。
○二册の著作とは、
(1)「消えた百萬人」(邦譯あり)
(2)「犯罪と慈悲」(未邦譯、一九九七年)
○「消えた百萬人」は、アイゼンハワー聯合軍最高司令官の命令によつ
て、第二次世界大戰後、
○約百萬人の獨逸軍捕虜が死に至らしめられた、
○其の米英聯合國の最大級の戰爭犯罪、
○を告發して居る。
○まう一册の著作「犯罪と慈悲」は、
○第二次世界大戰末期から一九五〇年にかけて、
○最も少ない數字で九百三十萬人、
最大の數字で千三百七十萬人の獨逸民間人が、
○聯合國政府によつて、
○死に至らしめられた犯罪、
○を告發して居る。
○しかも、これらの戰爭犯罪の元凶は、
○國際猶太勢力の、獨逸民族皆殺し政策である。
○此の猶太の獨逸民族皆殺し政策は、
米國財務長官モーゲンソー(猶太人)によつて強力に推進された。
○しかし、獨逸人のあまりの悲慘さに
○フーバー元大統領など米國内の一部勢力が、
此のモーゲンソープランにブレーキをかけた。
○其れを、バクーは「慈悲」と云ふ。
○此のフーバー元米大統領等の介入の爲に、
○獨逸軍捕虜の死者は百萬人、
獨逸民間人の死者は、九百三十萬人から千三百七十萬人、
で濟んだ。
○もし、モーゲンソープランが其のまま實行されれば、
○文字通り、獨逸民族は消滅してゐたかも知れぬ。
と。
○なお、前出、朝日の記事によれば、
○アウシユビツツ・ビルケナウの收容所の死者は、
○「百萬人から百五十萬人」、とある。
○アウシユビツツでの死者は、六百萬人、とされてゐたのが、
○今は、百萬から百五十萬人、
と言ふのが「公式數字」らしい。
○しかし、此の問題は此處では省略する。
(了)