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読売【移民排斥の仏極右・ルペン党首、支持率17%に急上昇】
ルペン党首の国民戦線は、ホロコーストを嘘だと主張している。フランスでは、イスラエル・シオニストへの批判者は「極右」と報道されるのである。
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061125i112.htm
移民排斥の仏極右・ルペン党首、支持率17%に急上昇
【パリ=島崎雅夫】移民排斥などを訴えるフランスの極右政党・国民戦線のジャンマリ・ルペン党首(78)の人気が急上昇していることが、ル・モンド紙(25日付)が公表した世論調査で明らかになった。
決選投票に進出した2002年の大統領選同様、来春の大統領選でもルペン旋風が吹くのではとの憶測が出ている。
同紙によると、ルペン党首の支持率は17%で、今年1月に比べ8ポイント増加。1974年以来、今回5回目の大統領選出馬となるルペン党首にとり、大統領選前5か月の時点では過去最高の支持率となった。
ルペン人気は、移民が多数居住する大都市郊外で昨年秋、暴動が起きたことや、右派政権への不満が強まっていることが要因。すべての移民を敵視した過去の言動に比べて、最近は政教分離など仏の国家理念に背く移民のみを追放するよう訴えるなどソフト化路線も功を奏している。
同調査によると、ルペン党首の支持率は、社会党公認候補のロワイヤル元環境相(53)の32%、右派陣営の有力候補サルコジ内相(51)の29%に次いで第3位だが、左派陣営の分裂に乗じて16%を得票、決選投票に進んだ前回同様の急浮上も十分、予想されている。
(2006年11月25日20時54分読売新聞)
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