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(回答先: 最初は「ガスかまど(gas oven)」だったbですよね。(笑) 西岡昌紀 投稿者 西岡昌紀 日時 2006 年 9 月 10 日 12:19:17)
「ユダヤ教では、火葬や、肉親を同じ墓に埋める習慣はありません。」
火葬された場合には、焼き尽くす献げ物(ホロコースト)ということになるのでしょう。
http://www.k-shimba.com/policy/policy_dataroom_20040623_06.html
Q45 ユダヤ人の一生 5)葬式
【レウットの答え】
やっぱり、結婚式の正反対という印象ですね・・・。
残念なことに「ユダヤ人の一生」を順番に追っていくと、祝日と自分の子供の儀式(前に説明したブリット・ミラ/ブリッター、と、バー/バット・ミツバ)を別にすると、結婚式の次の儀式は、葬式になってしまいます(二つの儀式の間に経つ時間が長いことを希望しますね・・・)。
<埋葬の仕方>
聖書によると、故人は死後24時間以内に埋めなければならないということです(もちろん、場合によっては、24時間以内に埋められないこともありますから、例外についてのルールもあります)。もともとユダヤ人は死体を棺に入れないで、布で巻いて土葬しました。時間が経てば経つほど、ユダヤ人が世界の国々に離散して、それぞれの国の文化にも浸りましたから、そういった国々では棺で埋めることもあります。しかし、イスラエルでは今でも普通に白い布で巻いたまま、死体を土葬しています。
信仰において、イスラエルの土地は神聖ですから、死者が直接聖地に触れるのを棺でじゃましないように、布だけで埋葬するのです。他には、聖書に「キ・アファー・アタ・べエル・アファー・タシュ−ブ」=「あなたは、ちりだから、ちりに帰る」((旧約聖書、創世紀、第三章)と書いてあります。一つの解釈によると、人間は土地で栽培されている植物と、その植物を食べる動物を食べているので、それをきっかけに、人間と土地は一つになります。亡くなると土に戻る、もしくは、また土と一つになるので、もしかしたらそのために、土地に触れるように棺を使わないで埋葬しているのかもしれません。
死者を巻く布はヘブライ語で「タハリヒン」と言います。今はたいてい麻で織られた白い布ですけれども、昔はそうではありませんでした。お金持ちはビロードといった高くて豪華な布を使ったのに対して、貧乏な人々は粗末な布しか買えませんでした。貧富の差は死においても表れてしまっていたのです。けれども、生前にいくら富給であったとしても、神様から見れば、人は皆平等です。それで、ある時期から全ての死者を、区別をしないで白い麻布で巻いて、埋めることになりました。なぜ白い麻になったかというと、白が純粋を表す色で、麻が質素な布地だからです。
また、イスラエル国外でも、このように昔からのイスラエル式のやり方で埋葬することもあります。それは、イスラエルの聖地ではなくても、土には力があると考えられているからです。
一方で、イスラエル国内でも、棺に入れて、埋めることがあります。例えば、亡くなった兵士をイスラエルの国旗を巻いた棺で埋葬しています。また、前の総理大臣や、大統領など、イスラエル国家にとって重要な人物が亡くなった時にも、特別に敬意を表すために棺を使っています。
ユダヤ教では、火葬や、肉親を同じ墓に埋める習慣はありません。・・・日本とに違いますね。ただ、夫婦が隣同士の墓に埋められることはよくあります。そのために、あらかじめそういう二つの墓を買っておく夫婦もいます。