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(回答先: マドリッドにとっては得がなさそうなので不思議です 投稿者 ぷち熟女 日時 2006 年 6 月 20 日 00:45:21)
カタルーニャの相対的な自立は、伝統的な「マドリッド=カスティーリャ民族の首都」にとっては、百害あって一利なし、でしょう。だからアスナールの後継者で国民党のマリアノ・ラホイが目を吊り上げて反対してきました。ただサパテロはおそらく「別の筋」からの任務を負っているようです。もうマドリッドの都合は、そこでは何の勘定にも入れられて無いでしょう。
その「別の筋」はたぶん3・11事変を起こした黒幕とも重なるでしょう。サパテロは3・11で首相になったのですが、あの事件は9・11や7・7、バリ島事件などとはやや異なった意味を持っているように感じます。ネオコンの系統とは少し異なっているのでしょう。
今年のビルダーバーグ会議に出席したベルナルディーノ・レオン(Bernardino León Gross)というスペインの外務・ラテンアメリカ局次官はまだ42歳の若さなのですが、人脈は明らかにサパテロの社会労働者党です。「別の筋」はたぶん数十年、百年の視野で物事を見ています。彼らの描く「欧州・地中海」は現在の地図とはかなり異なっているのでしょう。そこにイスラエルという国家があるのかどうか、わかりません。無いかもしれません。
EUになりユーロも導入され、今でさえも言葉さえ通じれば全く国境線を感じない状態なのですが、いずれはその国境線さえも取り払われる、という方向に向かいそうです。私にしても、こんなところに住んでいると次第に「自分が何人だか分からない」ような状態になってきます(笑)。