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(回答先: まず:そもそも前法王カロル・ヴォイティワはユダヤ人なのよ、と言う人もある 投稿者 ぷち熟女 日時 2006 年 5 月 31 日 03:12:52)
ヨハネ・パウロ2世がユダヤ系だったことはすでに事実上「公開」されています。
毎度、どうも。
ヨハネ・パウロ2世がユダヤ系だったことはもうすでに「陰謀論」の部類にも入らないでしょう。むしろ「常識」の範囲内だと思います。
以前に私が阿修羅に投稿しましたが、
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http://asyura2.com/0505/cult2/msg/654.html
ヨハネ・パウロ2世はやはりユダヤ系だった!?(英国メトロ紙)
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英国のオーソドックス・ユダヤの歴史・哲学研究家であるヤアコヴ・ワイズ氏が、前教皇死去の直後に、カロル・ヴァイティーワの母親も祖母も曾祖母もおそらくすべてユダヤ人であった、ということを明らかにしています。ただし父親は生粋のポーランド人だったようですが。
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【Metro紙記事:前略】
Yaakov Wise says his study into the the maternal ancestry of Karol Josez Wojtyla (John Paul II's real name) has revealed startling conclusions.
Mr Wise, a researcher in orthodox Jewish history and philosophy, said the late Pope's mother, grandmother and great-grandmother were all probably Jewish and came from a small town not far from Krakow.
【後略】
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未だにこれに対する反論は見ていませんし、バチカンにとってもユダヤ人社会にとっても、反論に値するほどのことでもないでしょう。
Wikipediaにも次のような記事があり、彼がユダヤ社会との密接な関係の中で育ったことを示唆しています。
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http://en.wikipedia.org/wiki/Karol_Wojtyla
【前略】
Karol Józef Wojtyła was born on May 18, 1920 in Wadowice in southern Poland. His mother, Emilia Kaczorowska, died in 1929, when he was just aged nine and his father supported him so that he could study. His brother, who worked as a doctor, died when Karol was twelve. His youth was marked by extensive contacts with the then thriving Jewish community of Wadowice. He played soccer often, mostly as a goalkeeper. [3] [Sunday Times 2002]
【後略】
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またヨハネ・パウロ2世がぼちぼち逝きそうだ、という観測が強まった昨年の1月には、保守系カトリックのニュース・エージェンシーで事実上の「バチカン広報」であるZenitで極めて興味深い記事が発表されました。これは私の投稿でも取り上げたことですが、
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http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/351.html
超巨大カルト、バチカン研究:(3)ユダヤ人教皇ヨハネ・パウロ2世?
【前略】
●次に、パウロ6世の事実上の後継者ヨハネ・パウロ2世に移ろう。まずブログのサイト、SUPERO FORUMの中にある投稿文からである。ナチス占領下のポーランドで、カトリック教徒の夫婦に引き取られた一人のユダヤ人の幼児が教会に連れて行かれ、養父母はその子に洗礼を授けてほしい、とそこの神父に頼んだ。しかし彼はそれを断った。その若い神父こそ、後にローマ教皇になるカロル・ヴォイティーワその人であった、という話なのだ。As a Young Priest, He Respected Identity of Jewish Child(若い僧侶であったとき彼はユダヤ人の子供のアイデンティティを尊重した)という題がついている。
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http://santificarnos.com/santiblog/index.php/english/2005/01/19/when_karol_wojtyla_refused_to_baptize_an
ローマ、2005年1月18日(Zenit.org):一人の僧侶であったとき、カロル・ヴォイティーワは、信仰上のアイデンティティを尊重する気持ちから、ナチ占領下のポーランドであるカトリックの家族に預けられたユダヤ人の子供の洗礼を授けることを拒否した。
【途中の概略:その男の子の名はShachne Hillerと言い、カトリック教徒Yachowitch夫妻に子供を預けた両親は収容所に送られて戻ってこなかったが、その子は無事に成長し後に米国に渡る。】
Mrs. Yachowitchは、米国でユダヤ人として生き結婚して双子の子供の父親になっているShachne と手紙のやりとりを続けていたのだが、1978年に彼のことについて詳しく語った。
彼は次のように言った。「最初彼女は私に洗礼を受けさせカトリックとして育てようとし、そして一人の若い僧、後にクラコウの枢機卿、今度教皇に選ばれたカロル・ヴォイティーワにそれを思い止めさせられた、と私に告白した。」
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ナチ占領下でユダヤ人の子供を預かるとYachowitch夫妻にも危害が及ぶ可能性が高かったし、洗礼を受けさせた方がShachne Hiller自身にとっても安全だったことに間違いは無い。ではどうしてヴォイティーワはそれを知りながら洗礼を拒否したのか? この文章にはShachne 自身が現在それをどう思っているのか、は書かれていない。
Zenit.orgに掲載されたと思われるこの文章の作者は「ユダヤ人としてのアイデンティティを尊重するがゆえに」としている。普通に考えたら、キリスト教の僧侶ならユダヤ人が改宗する場合は喜んで洗礼を授けるだろう。一人でも改宗者を増やすことは当然「神に喜ばれる行為」のはずだからである。またユダヤ人のままにしておくとその子はもちろんYachowitch夫妻も危険である。にもかかわらず若きヴォイティーワはどうしてあえてこのような行動をしたのだろうか。
【後略】
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これなど、教皇の死を見越してその前に彼とユダヤ人との関係を徐々に明らかにしていこう、とする動きです。そして死の直後、先ほどのメトロ紙による発表が行われていたわけです。もはや「公開」と見なして良いと思います。
ついでに、ですが、ラツィンガーはカロル・ヴォイティーワを5年の制限期間が過ぎたらすぐにでも福者にしようという腹積もりのようですが、それに必要な「奇跡」の例として次のようなものがあります。
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http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/466.html
ヨハネ・パウロ2世の列福調査開始:『奇跡』を手回し良く報道、また世界は茶番で踊る
【前略】
これによりますと、2つのイタリアの新聞がズィーヴィッツの声として次のように報道しました。「ある米国の億万長者のユダヤ人が脳腫瘍で死にかけていたのだが、1998年の夏に教皇に会いたいと強く希望し、彼は教皇主催のミサに出席して教皇から祝福を受けた。その2,3週間あとになって、腫瘍がわずかの時間で消えてしまった」と。ズィーヴィッツの談によりますと「これですぐに列福調査が開始できる」。
【後略】
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何と、カトリックの聖人になるために必要な「奇跡」の第1号としての栄誉にあずかったのが『米国の億万長者のユダヤ人』だそうで!! (誰だそいつは? まさかWTCのシルバーシュタインじいさんじゃないだろうな?)
まあ、今のバチカンを象徴しているでしょう。