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日刊ゲンダイ 11月9日(8日発行)
田中康夫『奇っ怪ニッポン』
より、一部引用
内閣府のタウン≪聖域なき構造改革≫ミーティングは、開催一回につき2千万円の出費。既にして都合10億円が投じられた費用対効果への疑問を知事会見で呈する。
斯くも巨額な理由は簡単。日本最大の広告代理店に丸投げ状態だから。それでいて、件のエクセレントカンパニーは、実施場所の都道府県庁に対して、ご来臨の大臣諸姉諸兄を送迎すべく公用車を無償提供せよ、と文書で通告する。のみならず、翌日付の全国紙および全国地方面での当該記事漏れなく午前中にFAXせよとの付帯事項も
内閣府のタウンミーティング室も正規職員のみで20名を数える豪華な陣容。アルバイトも含めて12名に留まる金融庁のマネーロンダリング室との『格差』は歴然。思うにテロリズム抑止の第一歩は資金洗浄の徹底解明に存する。ッテな初歩的知識もない儘にウイリアム・リチャード・ワーグナー好きな純ちゃんは、柳井某なる対米追従屈従改め対米屈従の外務省改め≪害・無能省≫を象徴する外交官改め≪害・厚顔≫の手になる世紀の≪異≫訳『ショウ・ザ・フラッグ』を実践しちゃったのね
はてさて、≪平成のゲッペルス≫を自認する世耕弘成広報担当補佐官は巨大広告代理店とのチームワークで今度は、疑うことを知らぬ全国津々浦々の善男善女に対し、いかなる≪安部・偽装改革≫を演出してくださるのかな?
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(感想)
以前、世耕さんを「日本のリップマン」とおよびしたごとがございます。
でもそれよりか、「平成のゲッペルス」のほうが迫力があって魅力的!
マネーロンダリング室がバイトのお姉ちゃん含めて、12名しかいないって、衝撃の真実でした、ちゃんちゃん。
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